「口ゆすいでくださーい」 「水すくな…」 ぺえっ (やっべ! 糸ひいてる!) 「2800円になりまーす」 (ああ! はずかしい!)
「さぁ! みんなも一緒に」 「コーロコロ!」 「コーロコロ」 「ダンゴムシ コーロコロ ダンゴムシ コーロコロ」 「いつでも丸まり 身を守る」 「いつでも丸まり ココロ閉じる」(あれ… なんか…) 「他人まかせのダンゴム […]
「どうやって会社まで来てるの?」 「横須賀線で品川まで出て…」 「そっから気合いです!」 「え? 品川から職場まで結構あるよ?」 「はい! でも気合いが一番早いッス!」 品川 朝8時30分 「うおおおおお!」 「うおおお […]
「猫って肉球がかわいいよね〜」 「そんなあなたに!」 「肉球たくさんのネコ!」 「え?」「なにない?」 「あー… こんなにあってもねぇ…」「数の暴力ね」 「ご安心ください! 変なところの肉球はひとつです!」
「ママ… おやすみ…」 「あ お疲れ様でしたー」 「失礼しまーす」 「お先に失礼しまーす…」 パチヌ (ああ…子育ては仕事とは違うのだとわかっているのに…)
ガリガリ 「う〜ん… 毎年測っているけれどあまり変化がないなぁ」 ムクッ 「父さん 顔の横幅ってのはそんなに変わらないですよ」
「今から虫歯を削りますが 痛かったら」 「むき出しになった私の歯神経を強く握ってください」 ギュイイイイーン
「あーお腹いっぱい! もう食べられない」 「じゃあ デザートもいらない?」 「いる! 甘いものは別腹!」 「フフフ そうよね〜」 「はい みたらし団子」 「まいったなぁ… 甘じょっぱいものは半分本腹に入っちまうんだよ…」
ガリリ… ペロペロ 皿にお好み焼きソースを塗り そこにマヨネーズをかけ 青のり 鰹節を まぶしたものでも 男は満足して食べていた
「もう無理です! はさめません!」 「なぁに まだまだいけるさ」 「あぐ」
「雨… 傘ないなぁ…」 「入ってくかい?」 「え? きのこ?」 ガブリ 「毒はないよ」
「母さん おかわり」 「あ 軽くね」 「はい どうぞ」 「おいおい多いよ〜!」 「ったく 軽くって言ったろ…」 「うわっ!軽! 軽っ!」 「かっるー!」 「ってコレ ポン菓子じゃねーか!」 ダン
ぐっ 「どうじゃ? ワシもまだまだ若いじゃろう?」 「おしり 見えてますよ」 「!」サッ サッ
ノロノロ 「どうしよう… こんなに急いでいるのに…」 ノロノロ 「全然学校にたどり着かない…」 「あ! しかも洋服 着忘れてる!」 「ちょっと署までいいかな?」 「え!? 夢を正夢にしていた!? なんでそんなことを…」
「えっと…たかしくん 仕事は何を?」 「パーチストっす!」 「?」「ぱぁちすと?」 「はい! メーッキャッ」 「パーチストっす!」 「お母さんも今度たかしにお化粧してもらったら?」
パチ パチ 「あれは本当に ひどいものじゃった…」 「血で血を洗い…それでまた付いた血を血で洗い… また血が付くので…」 「それを血で洗う… 結局 血だらけだった…」 「結局 血だらけだったのだ…」 「あんなことはもう二 […]
「仕事用の形状記憶シャツが…」 「記憶喪失に!」 「ワタシは一体… ズボン…? ハラマキ…?」 「違う! お前はシャツだ! 思い出すんだ!」 「… …アロハ?」
「おじいちゃん大丈夫かい? 急に倒れたって聞いてびっくりしたよ」 「太郎か…」 「死ぬ前にお前の顔を見ることができてよかった…」 「これで思い残すことは何もない…」 (これが…思い残すことが何もない人の顔か…)
ショキショキ 卒業アルバム 「悲しい時や辛い時に見るんですよ」 「…失恋ですか?」 「ギャハハハハハ!」 「コレ!コレ!コレ! 2組のハラケン!」
婚約をしたので 結婚までの間 花嫁修行に ドドドドドドドド 修行開始から2週間 (なんかもう… 結婚とかどうでもいい境地に…)
「やあ いらっしゃい」 「あがって あがって」 「なにも ないけどね」 「本当にミニマリストなんだな」 「いらないものを捨ててたらこうなったよ」 (友達もいらないかもな…)
「このオモチャ 買ってぇー!」 「お客様」 「もしよろしかったら こちらの部屋をお使いください」 だだこね室
「どうだ!」 「書け! まいったと書け!!」 「ちゃんと下にゆうたくんへって書くんだぞ!」 まいった!ゆうたくんへ
「ねぇ ゆうくんママ…」 「なに? たっくんママ」 「私たちってママ友じゃなくても友達になってたかしら」 「あー…」 「その答えはこの子たちがもう少し大きくなって 私たちの手を離れた時にわかるでしょうね」 「その時にまだ […]
タケル2歳 タケル6歳 タケル15歳 タケル24歳 「父さん…今日は毎年撮ってるあの写真の日だよ」 「う…うむ…」 パシャ
オンギャー おじいチャン赤チャン 「バブーじゃ」 「オンギャーじゃわい」
「そろそろ 帰ろうか」 「うん」 ザバァ バシャバシャ 「ごめんな 変なボート借りちまって…」 「…うん」
ヴィィィン ヴヴヴヴヴ ヨゴレ 集中清掃 ヴヴヴヴヴ… 「だぁー!」 ガシャン 「なんで俺のファーストキッスをこんなヤツに!」
「お母さん 私の青い歯ブラシ新しいの出しといて」 「青?」 「なに言ってんだ 青は父さんのだろう?」 「あらやだ 私も青使ってますよ」 「まじかよ… 青は俺だと思ってた…」ゲー… 「よし! じゃあ次はみんなで黄色を使おう […]
「お前ら全員 3年間 野球禁止!」 これは私が強豪高校野球部を 人生をかけて弱小野球部に変える物語である 「野球雑誌を見るのもダメだ!」 「野球ゲーム ダメ!」 「なにをしているかー!」 「ゴルフもダメですか?」 「あた […]
オモテの顔は仕事を確実にこなす殺し屋 ダン ダーン そしてウラの顔は平凡な高校教師 それが私だ 「逆ーっ!」 「先生 逆ーっ!」 「その覆面 ウラオモテ逆ー!」
ぐっ この先ネタバレ注意!! 「キャーッ」 バッ「いやー!」
ブチ 「神のご加護を!」 「神のご加護を!」 ブチ
「お客さん…そろそろ閉店なんで」 「残ってるかもしれない麺を探すのやめてもらえますか?」 「これ…持ち帰りで」
カランカラン 「いらっさいまし」 「アイスコーヒー 大きいので」 ひんやり「いやぁ生き返った! エアコン効いてていいね!」 「あの…お客様… 余計なお世話かもしれませんが…」 「あちらのもにたーで現在の室外機の様子をご覧 […]
「ワシは自分が掘りたいものを掘っているのではない」 「すでに石の中にあるものを取り出しているにすぎない」 その石には何が入っていましたか? 「あたりじゃ」
「うぃーす いま電車降りたー」 「これから改札 出るから」 「もうちょっとだけ待ってて」 ピッ 「ん?どうした?」 「もしもーし! 聞こえてるー?」
「おいしそう! いただきます!」 「めしあがれ」 パッ 「あ!」 ボン 「あ!」
ガリ オヤジの歯が トウモロコシの芯に まさかの… シンデレラフィット!
はじめての方は傑作選!