ピンポーン 「お届けものでーす」 ガチャ 「はーい」 ギョッ 「本しか頼んでないのに…」 ギョッ ちまっ
婚約をしたので 結婚までの間 花嫁修行に ドドドドドドドド 修行開始から2週間 (なんかもう… 結婚とかどうでもいい境地に…)
「はぁ…最悪だ…」ハーッ 「おいおい 本当の絶望はこんなもんじゃないぞ」ハーッ 「はぁー…この毛皮が…実はニセモノだなんて…」ハーッ 「お前のため息はフェイク・ハーだ!」
「あれ? ちょっとやせた?」 「いいえ まったく」 「あなたには私が少し痩せて見える魔法をかけさせてもらったの」 「そっちのほうがダイエットよりずっとラクだからね」 「そして今 あなたには私が見えなくなる魔法をかけたわ」 「はじめからこうしておくべきだったのよ」
「よく見えねっス」 「心の目で見るのだ」 「心の目もよく見えねっス」 「そうか…眼鏡屋に行くか…」 スーパーメガネ 「この人は悪人?善人?」 「う〜ん 悪人?」 「心の目は節穴っと」
「やあ いらっしゃい」 「あがって あがって」 「なにも ないけどね」 「本当にミニマリストなんだな」 「いらないものを捨ててたらこうなったよ」 (友達もいらないかもな…)
「このオモチャ 買ってぇー!」 「お客様」 「もしよろしかったら こちらの部屋をお使いください」 だだこね室
「金を出せ!」ドム 「画面タッチお願いします」 20歳以上ですか? はい パッ 強盗罪→5年以上の懲役 「ひゃあ! やっぱりやめます!」 「もう おそいです」
迷子のお呼び出しです 迷子は…この放送を聞いている方 全員です 迷うことは恥ずべきことではありません 私だって迷っています これを聞いて何か思うことがある人は… 至急迷子センターまでお越しください 誰も来ませんね…
「本日の東京は晴れ 日中の気温は25度になるでしょう」 「結婚してください!」 「そして ただいまの気温25度!」 「え?」 「だから僕と結婚してください! 25度!」 「何度も…言うのね…」
「どうだ!」 「書け! まいったと書け!!」 「ちゃんと下にゆうたくんへって書くんだぞ!」 まいった!ゆうたくんへ
「ねぇ ゆうくんママ…」 「なに? たっくんママ」 「私たちってママ友じゃなくても友達になってたかしら」 「あー…」 「その答えはこの子たちがもう少し大きくなって 私たちの手を離れた時にわかるでしょうね」 「その時にまだ子どもを介さずにこうやって会っていれば 私たちはありのままのお互いを認めたありの […]
「お母さん あの人 頭にスネ毛が生えてる」 「バカ! 何言ってるのこの子は!」 「…いや キミの言っていることは あながち間違いとは言えない」 「なぜなら 私の息子はいつもここをかじるのだ」カジカジ
タケル2歳 タケル6歳 タケル15歳 タケル24歳 「父さん…今日は毎年撮ってるあの写真の日だよ」 「う…うむ…」 パシャ
オンギャー おじいチャン赤チャン 「バブーじゃ」 「オンギャーじゃわい」
「そろそろ 帰ろうか」 「うん」 ザバァ バシャバシャ 「ごめんな 変なボート借りちまって…」 「…うん」
「ちょっと」「署まで来てもらおうか」 「キミの行動パターンを分析したAIが」「近いうちにキミが犯罪を犯すと言ってるんだ」 「えー! どんな犯罪ですか?」 「取り調べ室で理不尽だと言って大暴れするそうです」
「うまそうな びわだこと!」じゅるり 「ひえ!」 「食べていただいても構いませんが一つ約束してください」 「タネごと食べてそのあとどこか遠くで野糞を垂れてください」 「あー…それは問題ない」
「おい新人! 一発芸とかないんか?」 「あー…じゃあ僕をスマホのカメラで見てもらっていいですか」 「こうか?」「はい じゃあいきます」 「フンッ」「お! アゴが顔認証に!?」 「フフンッ」「お! おでこが顔認証に!?」
ウィィィン 「いらっしゃいませー!」 「いらっしゃいませー!」 カチカチカチ 「いらっ」「いらっ」「いらっしゃいませー!」 ウィィィン 「ありがとうございましたー!」
「幽体離脱!」パコン! ドサッ 「きゃあ!人殺しー!」 ポワワン 「これは幽体離脱ですよ」 「人殺しと何が違うのよ!」
「ぶはっくしょん!」 じっ 「なんか出たな…」 「たいへんだー!」 た す け て
「ぐぬぬー! 人のカゴに ゴミなど捨ておってー!」 ポイッ 「ったく」 「コラッ」 「いや このゴミ 俺のじゃないんで…」 「んなこたぁ わかっとるわ!」 「お前のカゴに捨てた奴も同じことを言ってたわ!」 「この負の連鎖を止められるのはお前しかいないんじゃー!」
ヴィィィン ヴヴヴヴヴ ヨゴレ 集中清掃 ヴヴヴヴヴ… 「だぁー!」 ガシャン 「なんで俺のファーストキッスをこんなヤツに!」
ジョボジョボ 「コラ! 何してんだ!」 「実験です おっさんに水をかけたらどうなるか」 「かれこれ2時間水をかけてますが おっさんを気にかけて止めに来たのはあなたが初めてです」
はじめての方は傑作選!