もし車の歴史がない状態でいきなり現代の自動車が 開発されたら 「コレで街中を走る? ダメダメ!」「危険すぎる! 何考えてんだ!」 「ってなると思うんですよ」 「本当はまだ不完全な 乗り物なのに技術の進歩に騙されてませんか?」 「……で、免許を とるの?とらないの?」 「とるさ! でも… 覚えておいて […]
「アッ! 落としましたよ!」 「たまご…産み落としましたよ…」 パカ 「お父ちゃん」 「わー! 刷り込み!」
「ネェー GWどこに行くの〜?」 「ネェー GWってばぁ〜」 「オレはいまから故郷(クニ)に帰るんだよ」 「え! アメリカ?」 「まさか! 島根県だよ」 「え? 外国の方じゃなかったの?」 「権造 渡辺(ゴンゾウ ワタナベ) 日本人だ」
「レントゲンを撮ってみてわかったのですが首の骨が 曲がっているみたいです」 「何か心当たりございませんか?」 「いえ まったくないです」
「虫歯っぽいのですが」 「それでは診察券と保険証をお願いします」 「あ、はい どうぞ」 「ありがとうございます」 「あと、口を開けるのは治療が始まってからでいいですよ」
ガラガラ ピンポーン 5時間後ー ガチャ 「お届けものでーす」
「へぇー 特技がお笑いねぇ」 「はい!」 「じゃあ やってみてよ」「いま ここで」 「エ!」 「できるんでしょ?お笑い」 「あ、はい……では いきます… ショートコント面接」 「今日は面接 緊張するなー」「トン トン」「どうぞ」 「どれどれほう… 特技がお笑い」 「じゃあさ〜 やってみてよ〜 お笑い […]
「どうしても怖いものってある?」 「あるよ〜 高所∧閉所∧対人恐怖症」 「そんなにたくさん!」 「いや でも∧(かつ)だから」 「つまり 高くて狭い場所に」 「知らない人がいると アウトって感じ?」 「いや そこに 対人恐怖症の人がいるともう怖い」 (そんな状況…オレも怖いかもな…)
「何番の髪型にしますか?」 「これ全部同じカットモデルですね」 「はい 実はこれ ロン毛を坊主にするまでの記録なんですよ」
たとえどんなに良いことがあっても それと同じくらい いや それ以上に 悪いことを考える それがオレの悪魔払いだ! 「なんだい話って? 急に呼び出して…」 「気持ち悪いからジロジロ私のことを見るのやめてください」 ホレ!浮かれなくてよかったじゃ ないか!
私の彼は腕まくらをしてくれないが そのかわり 手まくらをしてくれる でも やっぱり二股は嫌だ
1000人の 行動を予測するのは簡単だが1人の行動を予測するのは難しい 「今日は仕事が早く終わったからお前の好きなアイスを買ってきたよ」 ピシャ 「なにをするん…」 ボス
「あ! 便乗値上げ!」 「便乗値上げの何が悪い」 「でた! 便乗開き直り!」
パチン「天国」 パチン「地獄」 パチン「大地獄」 ん〜ん〜 パチン「天国」 「よかったな 天国だってよ」
世界陸上100M決勝 「いちについて ようい」 「ドン」 ガシィ ドタッ ドドーン
朝 私の一日は 新聞を広げることからはじまる バサ そしてこのまま一日が終わるのをじっと待つのだ ワオーン 夜 新聞は私の布団になる
「はぁ だるいさむい」「熱あるんじゃない?」 「どれ」 ピーン (わかる… 考えていることが手に取るようにわかる) (なんだよコイツ… 慣れ慣れしく触ってきて気持ち悪いヤツだなあ…)
僕はどこにでもいる普通の高校生だ ただひとつ触れた相手の脂肪を燃焼させ、 代謝を促し健康な皮膚や髪などを作ることができる力を 持っていることをのぞいては 付いたあだ名がビタミンB2 「おはようビタミンB2急がないと遅刻だぞ」 「おやもうこんな時間か学校まで競争だ!グルコサミン!」 「その呼び方やめて […]
「ぎゃああ ゴキブリー!」 「まあまあよくみてごらん」 「つけまだよ」 カサカサカサ
ゴロン キャー ゴロゴロゴロゴロ ガタン ゴトン 「今のみた?」「うん!超かっこよかった!」
グリグリ 「アチャー ねじがバカになっちゃった」 「ウヒ ウヒヒ」 (家庭教師でもやとうか) 3ヶ月後ー キリッ 「おいボウズ… ここはねじよりくぎのほうが良いぜ」
「へぇ〜 あの 名門イケメン大学を主席で卒業!」 「はい」 「まったく人は見かけによらないものだねぇ」
「カツ丼おまち」 「わーおいしそー いただきまーす」 ガツガツ 「カツ丼です」 「え!もう いただいてますけど」 「いえ これは あちらのお客様からのプレゼントです」 キラーン
「なに着てるの?」 「いま流行のウェアラブル端末ってやつだ!」 バーン 「さぁ タップしたまえ!」 「では」TAP 「目はやめてー!」
「エッ ここから歩いて帰る?」 「ああ、僕らにとって 遠距離恋愛が何ら障害でないこと そして二人がいる場所が地続きであることを証明するために!」 (え〜 飛行機で6時間はかかるというのに!) 5ヶ月後 ヴヴヴ「あ、彼からだ」 帰宅しました! 別れましょう!
楽しかったバカンスも終わり 今日からまた仕事である 都会のこの汚い空も あの南の島の美しい青空と繋がっていると思うと なんとも不思議である ザザザ… 「またパソコンが…彼らの情念だな…」
日頃の偏った食生活のせいで血はドロドロだ プール 「なんて濃厚なスープなんだ」 「しかし酸味もあり割とゴクゴク飲めてしまう う〜む評判通り美味い!」 「おい はやくしろ」「みんな待ってんだぞ」
ズルズルズル ゴクゴクゴクリ ダーン「ごっそさん!」 ボリボリボリ 「カウンター席!?」
トントン くるっ グサッ パシ「やめろよ くだらない」 「あ」
やがて目的を忘れ習慣だけが残る それは リーゼント 「人はそれをゾンビと呼ぶ!」 「いい年していつまでそんな髪型してるんだ」 「思い出せんのです こうしている理由が」 「わからないままやめる 訳にはいかんのです 人生と同じですわ」
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