ブン ズオオオオ カキーン
ドンドン ドンドン ガチャ 「あの〜…となりの人 一週間くらい前に引っ越しましたよ」 「ん?」 「あと伝言がアリマス」 「『いまさら水に流そうなんて都合がよすぎるわ』だそうです」
「ううむ…」 「どうしたの?」 「 いや… こんな分厚い枠線は初めてだ」 「ん? なにか聞こえるぞ」 ワッショイ ワッショイ ワッショイ
「誕生日はいつですか?」 「20XX年 ×月×日です」 「古い!一番古い!」 「あなたが オリジナルか?」 「だったら 何だっていうんだ!」
「あるある」「ないない!」 「お どうした?」「あるあるだろ?」 「ないない!」
「わーい!」 ゴロゴロゴロ 「あとは頭か…」 「ヨイショ」 ピカー 「ついに完成したぞ」 ピカー 「雪を溶かして雪だるまを作るロボットが!」
ズオー 「お前のパンチなど止まって見えるわ!」 ボス 「お前のパンチは 止まって… 」 ボス 「見えるが私のそれを避けるスピードが速くなるわけではないのだ!」
「それでは ビンゴゲームを はじめます!」 「67番!」 ピリッ 「ビンゴォ!」 「あーあ…いきなり全部 開けちゃって… そういうゲームじゃないんだよ」 FREE
元カレはいわゆる「何でも冷蔵庫に入れる」タイプの人だった 薬はもちろん洗顔フォームや歯磨き粉、シャンプーなど身体に付けるものは何でも冷やしていた 鏡まで庫内に設置していたのでそこはほとんど洗面所だった 「ひんやりして気持ちいいんだよ」 「へぇ 私にもやらせて」 「ダメだ 一億年早い」 この瞬間、私は […]
私はフォトグラファーでありながら同時に医者でもある 「先生、コレ 何の検査ですか?」 「大丈夫!いい写真を撮りますから!」 「いい写真…?」 「たしかにMRIは 大きくて持ち運びはできない…」 「しかし決定的瞬間は人体の内部にもあると私は思っています」 「…はぁ…」
ポーン ポーン 「すみませ〜ん」 ドシュッ バキッ 「オレか? オレは小学生メジャーリーガーや!」
ジュウウウ ジュジュ ジュテーム セボン トクトク トレボン ボボボ ボンジュール
「なんですか?」 「ちょっと なんなんですか?」 「オマエガ娘ニ フサワシイ男カドウカ 見テイルノダ」 「娘?」 ハッ 昨日拾った石のことか!?
フキフキ「オレの服はマイクロファイバーじゃねえ!」 チーン「ティッシュでもねえぞ!」 「ましてやレッドカーペットでもねぇ!」 「おいおいどうした?どうした?」 「だぁー もう脱ぐ!」バッ 「ごらんなさい どうやら私の勝ちのようだ」ぐぬぬ…
敬老の日の前日 「おい クソじじい!お小遣いくれよ!」 敬老の日の夜 「じいちゃん…いつもごめんな…」 「オレ… ホント今までどうかしてたよ」 カチッ 「なんて言うと思ったか!このクソじじいめ!」
「おい!見ろよ! あのカップル ペアルック着てるぞ!」 「あっちゃー」 「ださいなぁ」 「ペアルックが許されるのは我々のような双子だけだというのに…」
「つ〜か〜れ〜た〜」 「えー… まだ10分も歩いてないのに…」 「しょうがないなぁ ホレッ」 「だっこ〜」 「ったく わがままだなぁ」 「うわっ!内側 キモッ!」
ズルズルズル 「残念ながらこれはうどんとは呼べんな」 「うどんは線じゃ そして線とは点の連続じゃ」 「お前の作ったうどんは線に囲まれている これは面じゃ」 ん? …メン?
職員会議 「2組のスギヤマですがちと真面目すぎやしませんかねぇ」 「うむ 健全すぎるのもまた不健全…退学にしましょう」 「異議アリ!」 「スギヤマ以外の生徒を全員退学にするのはどうでしょう」
桃太郎一行 「あの〜 すみません」 「今まで 黙ってたんですが 私、実は おしゃべりなんですよ」
「ンー?」 「このゲーム なつかしいなぁ!」 「おじさんも子どもの頃にやってたよ!」 「でも、現在においてこのゲームをやることは物足りなくないかい?」 「ルネッサンスにノスタルジーは必要ねぇッスよ」
「よい答えとはよい問いから生まれるのですか?」 「いい質問だ」 「作品が答えだとしたら問いはコンセプトですか?」 「いい質問だ」 「問いと答えが表裏一体だとしたら答えを出す必要はあるのでしょうか?」 「いい質問だ」
「うわぁこの店高いなあ!」 「でもほらここに 時価ってのがあるよ」 「もしかしたらいまは安いかもわかんないよ」 「バカやろう 時価のものはふつう高いんだよ」 「そんなの聞いてみないとわからないじゃない」 「すみません この時価っていくらですか?」 「三万二千円」「二万九千円」「三万円」 「時価だから […]
「まぁ これでも食べてごらんよ」 「どうせただのカレーだろ」 パクッ 「こっこれは!」 「『カレーライス』」 「炊いた米の上にカレーをかけたものだ」 「あ それは知ってます」
このカメラはあなた以外の人の顔を自動で不細工に加工します 結果としてあなたは相対的に美人に 写るでしょう 写真にもっと個性を。 誰が撮っても同じ写真はもう必要ありません このカメラであなたはあなたの写真を撮るのです 「私だけをきれいに加工することは?」 「おまいさん 自分に嘘がつけるのかい?」 「だ […]
魔法☆おじさん おじさんは魔法のステッキなんてつかいません 魔法のつまようじ 「変身!」 キラキラキラー
ガタンゴトン 「イツツツ…」 「肩こり?」 「いや、電車で…」 「どれ?ちょっと見せて」 「あ、これやばい!」 パアアア…
ピピピピ 「何度ですか?」 「37度です」 「微熱ですね」 「でもまだオレ全然 本気出してないっすよ」 くるり 「本気出してないってどういうことですか?」 「こうやって ギュウッて力を入れて計ってないってことです」
ズルズル 「いま何時?」 ズオッ シュッ 「3時だ」 「あそこで休もう」 ズオッ シュッ
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