「ずいぶん奇抜な格好をしているねえ」 「どんな人生を歩んできたのかな?」 「その質問に答える必要はない」 「え?」 「お前は子どもの頃 物語を知らなくてもキラシール一枚にワクワクしなかったか?」 「はい?」 「だから私の […]
「ワン!ワン!」 「ペロッ!」 「久しぶりだなぁ会いたかったよ」 ペロペロ「ハハハ!やめろよくすぐったいよ!」 ペロペロペロ 「ちょっ…やめ…目にしみるから」 「ってなんだこれは!?」 ブルルル… 「新しい洗濯機だよ」
「整形をして自分に自信を持ちたいんです」 「健康な体にメスを入れるのはちょっとねぇ…」 「どうでしょう?解像度だけ落としてみませんか?」 「解像度?」 「とりあえずこのくらいの解像度で様子を見ましょう」バシャバシャ
シャシャシャ ピロリーン パカッ
「全てモデル私物!」 「お前も!」 「お前も!」 「この地球でさえも全てモデル私物!」
ゴオオオ… 皮肉なものだな…! 猛スピードで移動する代わりに息を潜めてじっとしていなくてはならないとは!
私は寝る前に書斎で相棒(ウイスキー)を片手に 日記(ギャグマンガ)をしたためるのが日課だ それはとてもプライベートな記述なので鍵をかけた引き出しにそっとしまっておく こんなに面白いものを他人に見せられないのはホントーにザ […]
「プォーン」 「プァーン」
ジャーッ ポタポタ カレー ブオオオオ… スーッ
「ウチの人なんて休日はずっと競馬新聞とにらめっこよ」 「まあ!」 「勝ち負けとかあるの?それは?」 「それがいつも負けてるのよ!」 「んまあ!」
「フォッフォ 若 やめてくだされ」 ぐい「おいたが 過ぎますぞ」 ぐいぐい「こんな箱にじいを入れるなんて」 「おいたが…」バタン! (フォッフォッ 若…おいたが過ぎますぞ…)
「特急 一枚」 「片道ですか?」 「えっとじゃあ 往復でお願いします」 「かしこまりました」スッ バチーン! バチーン! (やっぱ 特急は速いぜ…アッという間だ)
「そろそろ出ようか?」 「あら…ありがとう」 スッ スッ ギッギッ 「ハハッどうだい?僕のズボンの着心地は?」
「ア、アー…」 「アーアー…」 「アー…アアー…」 コテン 「アアアー…アー…」
「いままで…ありが…」 「もういい!しゃべるな!」 「あの…」「しゃべるなって!」
キャッ キャッ キャッ キャッ ボスッ ドサッ 「やったな〜」 「お前はもう クビ〜!」
「すみません」 「はい?」 「この子の名付け親になってください」 「違うよ!この人じゃないよ!」 「名付け親になって欲しいのはあの人だよ!」 「あの人だよ!」
「待たせたな…!」 「センパイ!」 「大変です! 東高の奴らがみんなを…」「しっ」 (なんかセンパイ 別人みたいだ…)スッ ピーン「なるほど そういうことか 東高の奴らがみんなを…なるほど」 (なんだ? この面白そうなま […]
「へーっ おっしゃれー」 「すみませーん これっていつか花が咲きますか?」 「ソレはお前だ」「え」 「つまり…花は咲かないのか…」
毛糸のめがね ボクは知っている おじいちゃんの毛糸のメガネは 毎年 誕生日におばあちゃんがプレゼントするんだ そして口ひげもまた毛糸でできていて こっちはかつての愛人がプレゼントしたものだ
出勤 (こんなところでもじゃもじゃ頭とすれ違うなんて もうそんな時間なのか!?) (フフフ…混乱しとる 混乱しとる… ワシの早出でみんな混乱しとるわ…)
チッチッチッ ナーゴ 猫のヒゲにはセンサーの役割があるので切ってはいけません!
はじめての方は傑作選!