ギョッ ぐぐぐ ピトッ 「ということもこの装置を使えば体験できます」 「左目には右目を 右目には左目を映します」 「いやーっ!」
「スマートスピーカーついに買っちゃった」 ブッ 「え? え?」 「えーっ?」 「ちょっと! 飛沫!飛沫!」
「これスマートスピーカー セールで買っちゃった」 「音楽やラジオとか頼めば再生してくれるんだ」 「あと照明とかもコントロールしてくれるよ」 「ほうほう…ではワシを若返らせてくださいな」 「その願いを叶えるには…私を7つ集める必要がある」 「え? 7つでいいの?」 「バカ! デタラメ言うな!」
「信じられんかもしれんが 皆お前が犯人だと…」 「信じられない!」 「長老! 信じられないかもしれませんが俺じゃないっす! 信じてください!」 「…信じられんかもしれんが ワシはお前さんを信じられない」 「信じられない! 長老が俺の言うことを信じないなんて!」
「どーもートリオで漫才やらせてもらってます」 「三ツ星ホスピタルです」 「おい! ひとり足りんやんけ!」 「あれー? どこいったアイツ?」 「ここにおるがな!」 「ひゃっ!マイクがしゃべった!」 「マイクとちゃう スピーカーや!」 「ワケあって病院からリモートで漫才しとるんや!」
「無人探査機からカプセルが投下されたぞ!」 「あそこだ!」「回収しろ!」 パカッ 「なんですかね これは…」 「ミサンガだな… 残念ながらハズレだ」
「む?」 「父さん! 俺のアゴに透かしが入ってたんだけど?」ガラッ 「俺って見本だったのかよぉ!」
「こら! ちゃんと授業を受けろ! 小学校をなんだと思ってるんだ!」 「…小学校 歴代の校長の墓っすか?」 「なんだそれ!?」 「発想が怖いよ どういうことだい?」 「死んだ校長たちが寂しくないように児童たちが登校=墓参りをするんだ」
(メガネが曇る…) (メガネが曇らないマスクをしてるのに…) (メガネにも曇り止めを塗ってるのに…いや…マスクやメガネが悪いのではない…) (悪いのは俺の目だ 目がなんとかするべきだ) こうして 私は まつ毛をワイパーにしたのである
カタカタカタ 「ちょっと! 貧乏ゆすり やめなよ!」 ピタッ フッ
「ついてきなさい 現代社会の闇を見せてあげよう」 ガチャ タタン タタン タタン タタン 「彼は人生をやり直したくてずっとctrl+Zの動作を繰り返している」
「えー…今日からこの老人会に…新しいメンバーが加わります」 「若干15歳のケンジくんです」 「初めまして! ケンジと申します!」 「幼い頃から 飛び級 飛び級で先日ついに定年退職を迎えました」 「飛び級とは…」「優秀なのねぇ…」 「これからみなさんと過ごす余生を楽しみにしています」 「…余生が長すぎ […]
コロコロ 「さっきから怖い顔して何を舐めているんですか?」 ブーッ 「珪藻土マットのカケラだよ」
「サングラスを後ろにかけるのも理解できんがまあ今は良いとしよう」 「問題はマスクだよ」 「後頭部の何を守ってんだよ!」 そこには大きな円形脱毛症の跡が こんな生活をしていたらストレスもたまります
じーっ (あ レジの後にレシートめっちゃ見る人だ…) 「ねえねえコレ見てよ ココ!」 「あ はい」 「合計額がなんと私の伯父の誕生日! 12月16日生まれなの すごい偶然!」
「息子の太郎です」 「味方…」ボソッ 「おじさんを味方だと思ってくれるか! うれしいなぁ」 「この子は初対面の相手でもすぐに敵か味方か判断できるのです」 「とはいえ今まで一度も彼の敵を見たことがありません」 「もしかしたら彼は敵を作らないようにしているのかもしれません」
「よろしくお願いします」 「こちらこそお願いします」 「あ! 紹介が遅れました」 「ワタクシ今年42歳の かわさき と申します」 「じゃあ 駅までお願いします」 「かしこまりましたー」
「だから何もしてないのに壊れたんだって!」 「いやさ物事には原因があるんだからさ ちゃんと説明してくれないと…」 「とにかく見にきてよ!」ガチャ 「とりあえずこの包丁は怪しいな 断言はまだできないけど」 「え? はや!」 「もう原因わかっちゃったの? さすがパソコン博士!」
「うまそう… 俺もこれにしよっかな」 「あ…それ」 「こっちのセリフ!」 「いやいや こっちのセリフ!」 「この問題はお客さま同士で解決してくださいね」
なぜ登山家は山に登るのか なぜならそこに登山家がいるからと 山は答えた 「やった! 山頂についた!」 なぜ登山家は山頂を目指すのか なぜならそこに登山家がいるからと 山頂は答えた
「えーっ…他のお客さまのご迷惑になりますのでおやめください」 「お願いします ただちにおやめください」 (マスクから鼻が出てたか…) 「えー…繰り返します おやめください」 (マナーモードのことかな…) 「……おやめください」 (脚を開いていたことかな…)
ヴーッ ギャンギャンギャン
毛のクリスマスツリー イカのサンタクロース 自分のヒジとクリスマスを過ごす男
「やーい!」「やーい!」 「おい!お前ら何してる! 何が原因だ!」 「先生 だってこいつの名前エコじゃないんです」 「みつおって漢字で書いても三津男で文字数が減らないんです」 (…なるほど おれは一(はじめ)だから超エコだな)
「いま配ったアンケートは今後の進路に関係するので真面目に書くように」 ■将来なりたい職業 ・ユーチューバー ・その他 「クラスでお前だけだぞ その他を選んだの 何か悩みでもあるのか?」
「大将! 今日は自慢のおまかせコースでたのむよ」 「かしこまりましたっ!」カシャカシャ 「はいっ 1分ジャスト!」タンッ 「どう? すごいでしょ?」 「お次はコイツです」 「自慢の息子なんです」
「ねぇねぇ おばあちゃん」 「んー」 「なんでいつもメガネが下がってるの?」 「それはね… おまえが目だと思っているのが実は眉毛でほうれい線だと思っているのが目だからだよ」 「え?じゃあ眉毛の上にあるやつは?」 「ああ…これかい? これは昔やんちゃしてたときに付いた傷のあとだよ」
「64キロ…」 「あらよかったじゃない 昨日68キロでしょ?」 「いいもんか!」 「月曜日としては今まででいちばん重いんだよ!」 「そっか 月曜はいつも軽いもんね…」 「やっぱり体脂肪率でみるべきなんだ…」 「あなたにしてはまともな意見ね」
「俺のほうが身長高いね」 「あ でも 僕いつも」 「脚を省略してるんで…」 「本当の身長はこのくらいです」 「あー…はいはい」 「それなら俺もこの髪型 実は省略のそれ」 「実際はこうなのでやっぱり俺のほうが身長が高いね!」
12月31日 ガーン ガーン ガーン ガーン 「この寺の和尚さんは大晦日に除夜の鐘をつかずに一〇八回ショックを受けるんだ」 ガーン
はじめての方は傑作選!