「そういえば言いたいことがあったの思い出した」 「んー」 「お前、父さんを肩車してみないか?」 「んー いま本読んでるからまた今度ね」 「その本はオイディプス王!父殺しの話じゃないか!」 「やっぱ嘘!肩車の話やっぱり嘘! […]
「最近時間が経つのが早くって!気付いたら9月!」 「心配するな」 「お前の時間が相対的に遅くなっているだけだ」 「この頃はそういう人が多い」 「近頃は年齢に対して見た目が若い人がたくさんいるだろう?」 「でもなんで そん […]
「それではこちらで失礼します」 「ありがとうございました」 …見ていられる ずっと見ていられる…
「おー! 我が妹よ!」 「恥ずかしいから外で話しかけないで」 「そんなことより見てよ このネックレス」 「LANケーブルなんだよ!」 「今時LANケーブル? ダサッ!」 「最近はどんどん無線になっていくからいらなくなった […]
「一輪車に乗りながらのスマホ…」キュッキュッ 「もちろん危険です!」キッ 「え! そうなんだ!」「知らなんだ!」
「これから帰る」
「バキ」 「ぎゃー痛い!」 (こういう時こそマクロ的な視点だ)
「かくれんぼするものこの指と〜まれ!」 「ケンちゃん!」
「うぃっす」 「彼は男の中の男」 「とはいっても男の中の男の中では割と女っぽい」「な?」 「そうね」 「まぁしかし男の中の男の中の女の中では男だ」「な?」 「おう」
「フフフ」 「フフフ」 「わーっ!」 「わーっ!」 「うわーぃ!」 「わーい!」 「フフフ」
ズッコケ〜 ピクピク (ズッコケとはなんだ…!?)
「キ・セ・キ!」「キ・セ・キ!」「キ・セ・キ!」 (なんかすごい期待されてるけどなんにもできねぇよ…) (もう無理…!帰りたい…) 「手カラ水ガ!キセキダ!」ゴポゴポ (緊張で 手汗がやばい…!)
「死んでやるぅー」 「おやめなさい」 「ブタ小屋がブタでないようにゴミ袋もまたゴミではないのです」 「でもゴミ袋はゴミと一緒に捨てられるんや!」
「なんで遅刻したんだ!」 「遅刻をする人のマネをしているのです」 「するとお前はモノマネをしているのか?」 「はい!」 「………」 「…似てる」
「僕サイコロステーキ」 「俺手ごねハンバーグ」 「手ごねハンバーグは提供までに少々お時間をいただきますが…」 「いいよ俺 早食いだから」 「あ〜そうですか 「早食い」っと」 「5番テーブル サイコロステーキと早食いです」
「あ もう結構いい時間じゃん」 「ホントだ いい時間」 「じゃあ俺たち そろそろ…」ガタッ「…この辺で…」 「いい時間ダンスを」「踊らせていただきます!」 「よ! 待ってました!」
「ちょっと小腹すいてきたな」「軽くなんか腹に入れていくか」 バキッ ボキッ パカッ ポイポーイ
「この人でなし!」 「どんな罵詈雑言を言われても心は痛まない」 「なぜなら鎮痛剤を打っているから」 「え?鎮痛剤ってメンタルにも効くの?」 「え?効かないの?」
作品の評価は結構その時の気分に左右されるものだ そこで作品を見てもらう前に まずはリラックスしてもらうことにした 次にとことん褒めちぎり 肯定する喜びを植え付ける 寛容さがMAXになったところで作品とご対面 「いいじゃん […]
「うっ…うっ」 (親父が泣くトコ 初めて見た!) (しかもよりによって なんでこんな人混みの中で!?) 「ママー あのおじさん また泣いてるよ」「あらホント」 (えー!?)
「こうしてると一年前の今日を思い出すな」 「一年前の今日?」 カチッ カチッ フォルダは空です 「お …おうよ…」
「お待たせしました」 「こちらの和牛ステーキは根性焼きで焼いております」 「なに〜?ちゃんと火ィ通ってんのかよ?」 「知らねぇよ ンなこと」 「オメエも男なら根性で食ってみろや!」
「申し訳ございません!」 「いま電車の中なので電話ができません」 「10分15分後くらいにかけ直しますので」 「すみませんが 少々お待ちくだ……さい っと」 「送信!」
「荷物の中身をチェックさせてください」 「このポーチの中も確認させてください」
チュンチュン ススス…
はじめての方は傑作選!