「父さん なんでオイラのへそにものを入れるんだい?」 「じきにわかる」 「この詰め物をだんだん大きくしていくんだ」 そして10年の年月が過ぎた 「お前にプレゼントがある」 「これは…スマホ?」 「へそに入れてみろ」 「ぴ […]
通勤電車でいつも同じ3人が同じ場所に座っていた むろん赤の他人ではあるが 「ではそろそろ始めますか」 いつからか通勤の様子を動画配信するようになっていた 「おはようございます」「どうも」「ハラ減った〜」 「今日はですね […]
20XX年 アナログトイレからデジタルトイレへの急速な移行 「父さん ウチはいつまでアナログトイレなのさ」「んー」 「友達の家はみんな もうデジタルだよ」 「父さんはデジタルが嫌いだ アナログの方がぬくもりがある」 デジ […]
ペコリ 「うつ病ですね」 「え?うつ病??」 「この陽気なオイラが?」 「意外にあなたみたいな人がなりやすいんです 自覚症状もなしに」 「ありがとうございます その言葉で私の病気はすべて治りました」
「動くな!動くと撃つぞ!」 (あれ…? この服…こんなところに ポケットが付いてたんだ…) (今まで全然 気がつかなかったなぁ) ダーン
「…」 「しっ なんか喋ってる」 「…」 「花粉症対策だって!」
「なになに? 仕上げに紙やすりで表面を削る…」 「紙やすりないから あごひげでいっか」 じょりじょりじょり ピッカー ピッカー
「デジャヴパーンチ」 (あ… このパンチ なんか知ってる) 「デジャヴキーック」 (このキックも以前くらった気がする…) 「そんな毎回 同じような展開の番組を観て面白いかい?」 「うん!面白い!」
シュッ ズバン 「デッドボウル!」 「あ、大丈夫です 続けて」 ズバン ズバン
むかし 人間の娘に恋をした鬼がおった 叶わぬ恋とは知りながら鬼はこっそりと娘を守り続けた そんなことは つゆ知らず娘は村の好青年と結婚をする 鬼は悲しみ神様にお願いをした 「私をあの娘の子どもに生まれ変わらせてください」 […]
「なんだその顔は! まったく反省していないな!」 バチン バチン 「そうそう! その顔だよ!」
サイのツノは骨ではなく 硬くなった皮膚でできているそうです 「報告書ありがとう もう帰っていいよ」「ハッ 失礼します!」 「だそうです 社長」 「ありがとう 遅くまで悪かったね もう帰っていいよ」
キッ 「? タクシーなんて呼んでませんけど?」 「…いや、あなた タクシー使いそうな顔してるから 乗るんでしょ?」 「乗らないよ! 人を見た目で判断するな!」 「え!その顔で徒歩」「意外〜!」
バシャバシャ ブオオオオオ… ピーッ ピピーピピー (こいつ…手で笛を作ってやがる…!) ピェーッ
「みなさん こんにちは!」 「 今日は各自 今までの人生で面白かったことを振り返り 思い出し笑いをして過ごしましょう!」 し〜ん 「そんな気分に なれないからここに来てんだよ!さっさと笑わせろバカヤロー!」
「あっ」「あっ」「あっ」 「5年ぶりの再会!」 「こんなところで 偶然3人 出会うなんてまるでマンガだな…」 「こんなマンガみたいなこと実際にあるんだな…」 「マンガだったりして…」 「しかも ギャグマンガだったりして! […]
「このろくでなし! オニ!悪魔!」 カンッ「いて!」 「なにすんだよ もー」 「たしかに俺はお前にひどいことをしたかもしれない」ガコン 「でも 地球にはやさしいんだぜ」 「私と地球とどっちが大事なのよ!」 「そりゃあ地球 […]
「あったけ〜」 「冬はやっぱり知恵熱だね!」「最高だね!」
「やった!」
「どうだい 都会は?」 「高いビルに沢山の電車…」 「なんとも自殺しやすそうな 場所ですねぇ」 「まぁ確かに衝動的に死ぬ奴は多いかもしれないね」 「オラの村では自殺するのに最低5年かかります」 「村民の多数決に始まり村長 […]
中学生スピーチコンテスト 「みなさん聞いてください!」 「私の髪留めゴムは」 「イカのリングフライです!」
「靴下に穴が空いてますよ」 「こういう デザインです」 「あー… ダメージジーンズを新品で買うみたいな?」 ぐりぐり
「これでもくらいな!」 「水鉄砲か いいでしょう撃ちなさい」 ピューッ 「ふふふ…無邪気なものです …ん?」 「…血だ!」 「へっ! 水の代わりに血を入れたんだよ 俺の血をな!」
選りすぐりの悪人 「こんなところに 閉じ込めやがって」「出せや!」 コポコポ「あちっ」「あっち」 ポタポタ 「厳選された悪人から抽出された邪悪のエッセンスです」 「う〜む にがい」
シャッ ムカッ 「背後霊はうしろっていつも言ってんだろ!」サッ シャッ 「はぁー?」 「てめえ ふざけんなよ!」
「ギャー!」「ギャー!」 「すみません」 「以後」 「気をつけます」 「さっきから後ろでちょこまかと動いている連中は何だ!君の知り合いかね?」 「 彼らは僕が個人的に雇っているバックダンサーです」
ケチョ ケチャ 「はい が〜ん」 ガーン サッ
はじめての方は傑作選!