「あなたどんどん父さんに似てきたわ」 「へぇー そうなんだ」 ドン 「あ すみません」「こちらこそ」 「今みたいに人に迷惑をかけたら謝るところなんて本当にそっくりよ」 「いやいやそれは普通…」 (そういえば母さんが人に対 […]
「どうだい彼は?」 「今はまだまだだが…」 「この伸び代メガネで見る限り たしかに彼は伸び代があるな」 「しかし残念ながら 伸び代が早くも頭打ちになってるな」
カチッ カチカチ 「抜くときはこうやって出すとこを押しながら抜きます」
パクパク ? 「おい新入り!なにボサっとしてんだ 兄貴が口をパクパクさせたら」 「手をこうやって叩いて」パンパン 「近付いてきた兄貴にエサをやるんでしょーが!」
(流す 中…?) カチッ ジョワーン 大の水量と小の繊細さを掛け合わせた それはそれは絶妙な流し具合であったとか
「AIが生成したサラリーマンの絵です」 「メガネがマスクになっていてなかなか面白いと思います」 「ネット上の画像を学習し再構築しているため著作権には触れません」 「あ!あのマスクは僕のだ!」
「ネェーお父さん アレやって〜」 「帰宅そうそう なに言ってんだ?」 「アレよアレ 外国のアニメでよくある下の瞼を上げるやつ」 「そう コレコレ! リテラシーないからどんな感情か全っ然わかんなーい!」キャッキャッ
ンー ンー 「何があった?」 「いま剥がしてやるからな」 ビリッ 「うしろー!」 「うしろー!」
「これは?」「考える人だね」 「これは?」「これも考える人」 「じゃあこれは?」「考える人」 「いろんな考えるポーズがあるんだなぁ」
「先生! 今年の入学生の中でスポーツ推薦が俺だけってどういうことですか?」 「この学校では各学年にひとりずつ ガリ勉推薦 不良推薦 おしゃれ推薦など様々な推薦があるんだ」 「なんでスポーツだけが特別だと思った?」
あの夜…私は出会ったのです 猫顔の人面犬に 犬派の私にとってそれは非常に恐ろしいことでした 「あの時もし私が猫派だったらどうなっていたか」 「それを今日は皆さんに考えていただきたい」
ガラガラガラガラ 「あったあった」「あそこよ」 「うわー すごいマイナスイオン!」 ガラガラガラガラ・・・ 「癒されるわ〜」 「はい帰りましょ」「がっかり」「二度とくるか」
「おい! 待てお前!」 「髪の毛を金髪に染めているな! この学校では髪を染めると成績が下がると言われてる!」 「ピアスもしているな! ピアスをするとこの学校では授業中におねしょをしやすくなるぞ!」 「あと学ランのボタンを […]
「はーい 人参さん」 「今度はかぼちゃさん」 「なんでも食べて偉いですね〜 つぎは…」 「レンコン野郎」
「あのさ… いまこれが夢でない証明ってできる?」 「え?」 「そんなの決まってますよ いまは現実…」「夢です!」 「え?」「この世界は俺の夢です!」 「決まった 次期キャプテンはお前だ」「あざす!」
「なんだこいつ…ノらないなら ライブに来るなよ…」 実はこの男 幽体離脱をして特等席でノリノリであった
「先輩! 見てください!」 「新しい細菌です!」 くるっ 「ひゃあ!見ていることに気付かれた!」ガン 「…ん? お前もしかしてすでに感染してる?」
キュイイイン ガリガリガリガリ 「いて」 「もう!そんなに歯をいじりたいなら 自分の歯でやってくださいよ!」 「いじりすぎて私の歯は もうないんですわ…」
「お兄さん 居酒屋いかがっスかー 今なら 飲み放題で二千円っス」 「お兄さん 個室タイプの席もご案内可能っスよー」 「誰がお兄さんじゃ 相手を見てものを言え 失礼な若造が」 「だって源太兄さんはお兄さんだもの」 「…なぜ […]
カチャ カチャ カチャ カチャ ピピッ 「休憩 5分」 「25分やって5分休む ポモドーロタイマーですね?」 「ふぅえええ〜」 「ふぇ〜…」ピピッ 「うおおおお!」カチャ カチャ カチャ
「すみません このサイズ在庫がなくて…展示品になってしまいますが それでもよろしいでしょうか?」 「じゃあ やめておきます ぼく霊感が強いんでくつ履いていると見えちゃうんですよ」 「過去に試し履きをした人たちが」
「シャンプー使うときは ポンプ押して」 「押したまま回すと…」 「ホラ見てよ 新品みたくなるじゃん?」 「これでいつでも新品の気持ちが味わえるわけ」 「ほうほう」
(このオタク… 前髪を上げたらイケメンのパターンとみた) 「髪あげてみて」「え」 「こ…こうでござるか?」 「あー… メガネもとってほしいなぁ」 (まさかの 二重ロック笑) 「ちょっといま左目がものもらいの治療中で…」 […]
「あ 部長」 「肩に髪の毛が」 「取りますね」 ススス… スポッ 「その髪の毛は私のキーホルダーだよ」
「ご無沙汰しております」 「あら 由美子さんお久しぶり」 「これどうぞ お義父(とう)さん羊羹好きだから」 「お義母(かあ)さんの好きな梅味ですの」 「ありがとうね」 「あ もうワシらを呼ぶとき「義」は付けなくていいよ」 […]
「あ すみません! ここから先 ヒゲ禁止です」 「なのでテープを貼らせていただきますね」 ビーッ 「おいおいなんかこれじゃあ 余計ヒゲっぽいけど大丈夫なの?」 「?」ビリッ 「ギャッ!」
「よし決めた! コレにしよう」 カチッ 「すみませーん 注文いいですか」カチカチカチカチ 「すみませーん」カチカチカチカチ プッシュ式しょう油 「すみませーん」カチカチカチカチ
バシャ バシャ 大漁である
「めっ! 」バンバン 「めっ! でしょ!」 「おう どうした さわがしい」 「掃除機がゴミじゃないものを吸っちゃったのよ」 「バッカだなぁ! ゴミかゴミでないかはお前の主観だから掃除機にわかるわけないだろ!」 「掃除機! […]
「それでは次世代ユーチューバー胃太郎さん 自己紹介をお願いします」 「あ はい」 「えー…自分はカメラを胃袋にセットしてましてずっとその映像をライブで配信してます」 「それだけで月に百万稼いでいます」 「食べ物には気を遣 […]
はじめての方は傑作選!