チーン 「チロや… 散歩に行こう」
ジャー バタム 「でた」 「うわ! 最悪 父さんウンチしたの?」 「…いや ありゃあ龍だな」 「龍?」 「じゃあトイレ行こうっと」 「まて!」 「たしかにアレは龍だったが くっさい龍だったぞ」
「ほう…」 「これはいらない これもいらない あとは…」 「…よし!これであらかた片付いたな!」 (ほかに捨てられそうなものは…)チラリ 「お前が出て行け!」 …ワシが捨てられた…
「ケンちゃん大きくなったなぁ」ポンポン 「おじさんが小さくなったんですよ」 「え? …やっぱり?」 「ボクの頭をポンポンすると身体が縮むんですよ 気付きませんでした?」 「おじさんは15年くらい毎年ポンポンしてたからかなり縮んでますよ まさか知らなかったとは…」 「ケン! もとに戻す方法を教えてく […]
ゴクゴク
「あー…もう すまんすまん」 「…よし 許そう」 「あざーす」 「でも人に謝る時はポケットから手を出した方がいいぞ」 「私にたまたま透視能力があったからよかったものの…」
「人間の中で一番硬いのはどこだと思う?」 「えーと…歯かなぁ」「歯」「歯だな」 「他には?」「歯」 「よし…じゃあ正解を言うぞ」 「意外かもしれないが こたえは…」 「歯だ」 意思である なにがなんでもマニュアル通りに進めようとするこの男の意思こそが もっとも固いのだと生徒たちは思ったとか思わなかっ […]
もみもみ 「あー…新しい…! この感覚…新しい…!」
「この勝負に勝つために 我々赤組は引き寄せの法則を使おうと思う」 「なるほど」 「綱引きに引き寄せの法則とは 考えましたね 先生」 「白組のみんなに言いたいことがある」 「それは引き寄せの法則だ」
「うりゃー!」 「ボアーッ!」 ガシィ 「裏地が…ボア…!」 「しかもリバーシブル」ボソッ 「えっ!?」
「あらゆる能力で私の方が優れている」 「それなのに明日の試合は私が負けると?」 「ハイ ソウデス」 「理由は?」 「気マグレデス」 「はーはっはっ!」 「絶対にありえん! 絶対に……」 「……あれ…? ちょっと負けたくなってきたかも…」
「あ」 ガシャン ビシャ 「ひゃっ!」 「すみませんでした!」ブンブン 「洗濯してお返しします!」 「うーん…でもこの服洗濯大変だよ?」 「構いません!」 あれから三ヶ月…一向に乾く気配がない…
「お前が回れや!」 「は? お前が回れや!」 「おい… どっちでもいいから早く締めてくれ わしゃ 待ちくたびれたわい」 「ワッシャーはだまってろ!」
「席替えをします」 「わーい!」「やりぃー!」 ぐーっ… プルプルプルプルプル プルプルプルプル 「杉山はここ」「田中はこっち」「山田は…」
「バレンタインデーなので センパイのほくろ全部チョコにしときました!」 ペロッ 「いつも私の魔法の実験台になってくれてることへのお礼です!」 「…つまり 義理チョコだな…」ペロペロ
(これから週末の二連休だというのに仕事のことが頭から離れない…!) (そうだ!脳が考えるから… 脳を捨てればいいんだ!) ベチョ ポケー (ちくしょう! 仕事のことが… 頭から離れない…!ハナキンだってのに…!)
ビービー 「当店ニハ ドレスコードガ アリマス」 「男性ノ ノーネクタイハ 禁止デス」
(すっげー フケ…) ヒュウウウ… サラサラサラー パッ パッ 春が来た
「どおすか? 俺の新曲」 「うん いい曲だと思う ただ…1番の歌詞がちょっと2番っぽいかな」 「あ! 気付いちゃいました?」 男は説明した 1番の歌詞と2番の歌詞を入れ替えたこと そして初めてこの曲を聴いた人でも違和感を覚えるか知りたかったこと
「それではカウンセリングを始めましょう 簡単に自己紹介をお願いします」 「私の職業はカウンセラーです」 「知ってますよ 私はカウンセラー専門のカウンセラーですから」 「たまにカウンセリグしたくない人がいるんです」 「わかります! わかりますとも!」
「バスケは初心者ですが 身長は一応190センチあります」 「え まじで!? やったあ!」 「期待してるぞ 新人!」 「 一番背の高い俺でも180センチなのにすごいな!」 「新人とはいえそれを十分補える身長…今年のバスケ部は面白くなりそうだ…」
グス… ペタリ 体から出る水分の中で 唯一 涙だけがキレイだと私は思うのです
「んー…!」 「どうしました?」 「んー」 「大丈夫ですか?」 「あ 大丈夫です」「美味しいものを食べた時に困った顔をするタイプの人間なだけですので」 「ほほう… で いま何を食べたんです?」 「奥歯につまっていた昨晩の夕食の食べかすです」モゴモゴ 食レポ
はじめての方は傑作選!