オジーチャン 待望のアップデート OS 88.0 「なになに 物忘れ機能の強化 いくつかのバグを追加」 スッ 「アップデート完了じゃあ!」 「あれ? いまワシ…アップデートしたっけ?」
「……」 ブッ! えーっ!! 「いまから大きな とても大きなオナラをしますが 約束して下さい決して驚かないことを」 「……」 「あなたたちが驚いたので今日の会見は中止にします」
「鏡よ鏡よ鏡さん この世で 一番美しいのはだあれ?」 「やっぱり わたしか〜」 「鏡よ鏡よ鏡さん この世で一番醜いのはだあれ?」 「やはり… わたしか…」
「今日から衣替え!」 「学ランじゃあ!…」 (人格も変わってる…)ガハハハ 「しかしまだ暑いな…」 「脱ごう」学ランを脱ぐと人格も戻った はっくしゅん! 「あんたは病気じゃ…でも病は 気からじゃ!」 「そんなこと言って医 […]
「オハヨーゴザイマス」ブーブー 「ちょっとなによその豚!」 「え? お弁当ですけど」 「ひえ! 悪趣味!笑えない!」 そしてお昼休み 「さてと」 「アアーッお箸わすれた!」 「まったくドジだなぁ チミは!」 ワハハハ…
「じゃあこれで!」 みんなより一足先に成長した私は誇らしげに今まで育った池を後にした 「しかし陸は乾燥しているな」 「ああ つらい!あの池に戻ろう」 そこで私が目にしたのは成長したかつての仲間だった 私は知っておくべきだ […]
「あなたー お弁当忘れてるわよー」 「気のせいか…」 ガン 「あらやだ あの人 鉄アレイも忘れてる」
「よいしょっと」 「あー わりぃんだけど 立ったついでにオレの願い事をかなえてくれる?」 「なんだよ さっさと言えよこのろくでなしのぐうたらが!」 「世界平和」「ザ・世界平和」
「A定食」「オレも」 「真似すんなよ」「そっちこそ!」 「くっだらねー」 「え?」「ん?」 「じゃあひとりがA定食でもうひとりが A’定食(エーダッシュ) にしましょうか」 「くっだらね〜」
ご覧の通り 私はいま宇宙空間でまんがを執筆している しかしどういうことだろう オチがまったく思いつかない! 「なんだあれは!」 「よく聞け… オチは重力だ」 「自然に落ちてくるものなのだ 考えて作ろうなんて思い上がりも甚 […]
「最近 アンタの作品 退屈だわねぇ〜」 「アーティストは誰かのために生きてはならない」 「自分ために作品を作るものよ」 「へぃ… お察しの通り コレができまして…」 小指の先のイボ 「アンタが復活する方法はただひとつ!こ […]
(どうやら僕は四角いものに好かれるらしい) しかし家は既に四角いものであふれているからなぁ 「ダメだ!いったいいくつ家の中に四角いものがあると思っているんだ!」 ガミガミ ガミガミ (まったく 一番四角いのは親父の頭の中 […]
「こちらの空いているお皿お下げしてもよろしいでしょうか?」 バシッ 「空いてるとか空いていないとかそういう問題じゃねー!」 「いいか? この皿は…私物だ!」 バッ「たいへん 失礼しましたー!」 「ったく気をつけろよ」 「 […]
アドリブの人生 真に役に入り込んだ時アドリブが発動する それはフィクションとノンフィクションの境目である 「カーット」 パコン 「カーットカットカットカットカーット!カット!」 「カットカット!」 「勝手にアドリブすなー […]
ピーッ ピーッ ピーッ カンカンカンカンカン (親鳥がエサを取ってきたんだな) カンカンカンカン ピーッ
「内科に外科…耳鼻科に眼科…」 「さすがは総合病院いろんな科があるなぁ…」 「…つの科?動物病院じゃあるまいし!」 「動物病院じゃあるまいし!」 ガチャ 「……一度だけ…」 「一度だけわしは患者を診たことがある」
「あ 先公だ」「かくせ かくせ!」 「何を隠した? 見せてみろ」 ポロッ 「これは高校!」 「中学生がこんなものを持っていいと思ってるのか!」
アイツのカレシ マジでやヤバめ 「みんなに紹介するわ 私の彼氏」 「じゃーん」 「やばいよ それって妖怪のたぐいじゃん?」 「えー 神社で見つけたからむしろ神様だよぅ」 「ヨケーヤバイよ ソレ」
ストン 「ヤッタ! 先輩に命中したわ!」「さすが弓道部!」 「…矢文か… イマドキ珍しいな」カサカサ ?「何も書いてないぞ…」 「『すみません。間違えて白紙を送ってしまいました。私は2年B組の…』」 「あとはP.S.ね」
ペコリペコリ パンパン ペコリ カチャ UNLOCKED
ポツ ポツ ポツ ザーッ 足の裏よ これが雨に振られるという感覚だ
男には夢があった それは日本一の山である富士山と相撲をとることだった 「なぁオラと勝負しようヤァ ビビってるのカァ」 毎日富士山に向かって語りかけた ある晩のことー トントン 「わらわと相撲をとりたいのは貴様か?」 「 […]
はじめての方は傑作選!