「背中がかゆいけど届かないや」 「かきましょうか?」「あ おねがいします」 「ふんっ!」ビリッ 「みんなーパーティ開けしたから一緒にかこうぜー!」 ガリガリガリガリ ボリボリボリ
「セルフレジなら すぐご利用になれますよー」 「うわ! お客さんめっちゃレジうまいですね マジすごいです 尊敬します」 「それがいまのキミの仕事なのか?」
「あと この子にお子さまカレーを」 「かしこまりました」 「辛さのレベルはいかがいたしましょうか?」 「え? 子どもカレーにフツーそんなこと聞く?」 「激カラレベルMAX大盛り野菜抜きらっきょうマシマシ」 「これで」
「とうちゃーん スマホやらせてー」「んー」 「ほら勝手にやれよ」ゴロン 「なにしよっかなー ひさしぶりに動画でも見よ」 タップ 「動画は横にしなきゃだな」ゴキッ「いてっ」
「あれ? 朝に出した粗大ゴミが残ってる ちゃんとシール貼ったのに」 このゴミは呪われているため回収できません 「えー! このゴミ呪い判定なのー? ショックー!」 「まあ こんなに髪の毛がつまってればそう思われてもしょうが […]
「背中のイボを取りたいのですが」 「はいはい」 「これはいつ頃からあるイボですかね?」 「もう40年くらい…」 「だとするとごく稀にイボのほうがあなた自身になっていることがあります」 「どういうことですか」 「簡単に言う […]
「パスワードを入力っと」カチャカチャ ピロン 2段階認証 係のものがお伝えしたパスワードを入力してください。 「係のもの?」 コンコン 「ひえっ!」 ハァ〜 すき
「あ!」 「すみません!」 「ワイシャツ弁償します!」「いいって」 「誰だってこういう時あるから気にしないで」 「じゃ良い1日を!」 (アタマおかしい人で助かった〜)
「はい… そのLサイズを2枚お願いします えっ?」 「ちょっと! あなた たいへんよ」「んー?」 「ピザをお店まで取りに行ったら半額ですって!」 「…半額…?」 「…まあ待て あんまりガツガツしていると思われるのもおもし […]
「究極のコーヒーの楽しみ方は」 「豆をそのままほおばり」 バリバリバリバリ 「お湯を注ぐ!」 「あ この時「の」の字を描くように注いで下さい」コポコポコポ 「やっぱそこは「の」の字なんだ」 「そりゃ「の」の字は外せないだ […]
「あ! あぶね タップするとこだった」 「どうしたの?」 「いや 記事を読もうとしたら広告だったんだよ」 「あー…あの小さく広告って書いてあるやつか」 「そうそう あれ? 髪の毛に何か付いてるよ」 「ゲッ! 広告!」 「 […]
カポッ ゴクゴクゴク 「ぷはーっ 効く〜」 「いつも水筒でなにを飲んでいるんですか? すごい匂いですけど」 「先々代から継ぎ足して使っている秘伝のお茶だよ」 「だからこの水筒は いままで一度も洗ったことがない」
「…!」 「…!」 「お前「…!」をよく使うよな」「…!」 「それどうやってやるんだよ?」「…!」
「おはよーございまーす」 ゴト 「うっわ!鞄と間違えて鉄アレイ持ってきちまった!」 「これじゃあ今日は仕事できんなぁ!」
ミー… 「番号札24番のかた いらっしゃいますかー? 番号札24番のかた いらっしゃいますかー?」 「では番号札26番のかたー いらっしゃいますかー」 「はいお願いします あとちょっと気になったんですが25番はいいんです […]
ばっさ シュシュシュー
「薄いピザお届けにまいりましたー」 「うわっ うっす!」 「うすいなー このピザうっすいなー」 「うわー うっすい!」 そう言うと彼はくしゃくしゃに丸めたピザをポケットにねじ込んだ
ダム ダム ダム ダム キュッキュッキュッ
「もぐもぐ もぐもぐ」 「ちょっと! 口の中にものが入ったまましゃべらないの!」 「えー! もぐもぐもダメなの?」 「ダメに決まってるでしょ」 「じゃあパクパクは?」 「パクパクもよ! ガミ ガミ」 「叱りながらガミガミ […]
「今回の食材は懐かしさです! 水や調味料も使ってはいけません」 「さぁシェフこれで審査員を満足させてください」 「無茶言うなよ…」 そこでシェフは考えた 美食家にとって食とは空腹を満たすものではなく 口内のエンターテイメ […]
シュッ チーン
「隣の旦那さん今度コラボするんですって!」 「へぇ なにとコラボ?」 「通勤電車」 「ふうん隣の旦那さん ずいぶん思い切ったね」 「あなたもたまにはコラボしなさいよ!」
「フォッ フォッ フォッ」 「かみさま!?」 「いかにも私が神じゃ」 「信心深い君たちのために姿を見せに来たのじゃ」 「さらばじゃ」 「…矯正してたね」「…うん」
「先輩 鼻毛がバズってますよ!」 「うん…確かに出てるが これがバズるってことなのか?」 「いやいやいや バズってるのはこっちッス」 「ほら!」 「この87Kはハナケってことか?」
ガタンゴトン 「子どもって寝てる時が一番かわいいですよね」 「でもこうやって見るとおっさんも寝てる時が一番かわいいかも」
「もし治療中に痛くなったら」 「その痛みと同じくらいの力で私のアタマをガツンと叩いちゃってください」 チュイイイ… キュウイイイ… ボカッ
「ちょっとちょっと!」 「おたくのとこで買ったワイシャツの襟にイカの骨が入ってたよ! しかも2本!」 「申し訳ございません!」 「我が社のワイシャツ工場ではイカせんべいも作っているため混入してしまったのだと思います!」
「契約してください」 「申し訳ございませんがいま担当のものが不在なので心臓をしまってください」 (今日も契約はゼロ…ワシは悪魔相手の営業に向いてないのかもしれんな…)
「これ処方箋です」 「・・・」 「あのガチャで」「ガチャ…」 ガチャガチャ ポトッ 「あ それ ゲキレアなやつですよ」
わーっ もろい眼鏡 頑丈な眼鏡 頑丈な眼鏡
はじめての方は傑作選!