ダン シュポン 荒ぶる男たちによる 黙食の宴
「なんかヨシオのランドセルの持ち方って」 「おっさんみたいだな」
ふぅ (おしり流すか…) (うわ!複雑っ!) この温水洗浄をご利用になるには温水便座操縦士の資格が必要です (資格が必要だったのか… あぶないあぶない…)
「まぐろの炙り寿司くれる?」 「ありがとうございます あぶり寿司 注文入ったよー」 「へぃ! 握らせていただきます!」 ジュウウウ ギュッギュッ 「おまちっ」タン プスプス
ダン 「気分悪い! 帰るわ!」 バーン 「私は気分いい! 帰らない!」 「僕も気分いい! 帰らない!」 だんだん 「俺は気分悪い…帰らない」
「すみません ちょっといいですか?」 「なんですか?」 「もし良かったら いいね をお願いします」
ブオーッ 「あーすずし」 ブオーッ 「あーすずし」 ブオオオオオ 「すずしー」 ブオーッ 「すずしいなぁ」
「お前ぶっちゃけスクールカーストどのへんなのよ?」 「え?」 タン「ここに書いてよ」 「えー… なんか恥ずかしいなぁ」キュッキュッ 「父さんは真ん中か真ん中よりちょっと上だったぞ」 「このへんです」「ひどい!」 「でもピラミッドなら王の部屋の位置です」 「王 死んでるじゃん」
「センパイ… 今日のプレゼン 緊張するっス」 「大丈夫 何かあったらすぐフォローするから」 「えー…この商品は弊社が御社にぃ…」 「えー…」 (やばい… なに言うか忘れた) ピロン センパイにフォローされました
「え? この弁当100円なの」 「ラッキー 値引き弁当万歳!」 「しかしもとはこれ千円だから9割引は思い切ったよなぁ」 「めっちゃ刻んで値引きしてる!」
「やばい…みんなの前で話すの緊張してきた」 「手のひらに「人」って書いて飲む それを3回やってみ?」 「そんな簡単なことで解決するのか」 「そうだよ…ん?」 「ごめん! 今回は「人」 じゃなくて「蟹」だ」 「え? カニ?」
「みんな今までありがとう」 「東京行ってもオレたちのこと忘れるなよー!」 「ふぅ」 「続きはドローンの映像で見るか」 「お!まだ走ってる うれしいねぇ」
「お前またミスったな!」 「申し訳ございません」 「ちなみにそれは私ではなくスギヤマがやったもので…」 「スギヤマ? 誰それ? そんな社員おったっけ?」 「あ! すみません」 「杉やん…いやスギヤマは 私のイマジナリーフレンドというかイマジナリー同僚でして…」 ペコペコ 「何に謝ってんだ?」 「イマ […]
「あれ見て!」 「ショルダーのひも めっちゃ長い!」 「ひきずってるし」ズルズルズル 「どんな人かな」 「このひきずった跡を逆にたどれば」「どこから来たかわかるね」 「だんだん消えるってことは」「少しずつ伸びていった?」
「何で80歳になって ここに引っ越してきたんですか?」 「それはな…」 「この家の裏にいじわる爺さんが住んでるからじゃよ」 「ここに住んでればワンチャン 昔ばなしを実話化できると思ってなぁ」 「昔ばなしを実話化!?」
「酢飯をこねて餅のようにして」 「四角く成形します」 「マグロを細かく刻んで」 「その上に四角い酢飯を乗せて 逆寿司の完成です」
「あっ!」「あっ!」 こうして私たちは マッチングアプリで出会いました
「ワシのおでこのシワのうち ひとつは傷で おまけにまだ治っていないんです」 「…はぁ」 「…では話を戻しまして こちらの契約書に捺印をお願いします」 「あー…はいはい ちゃんと聞いてますよ」 ぐにっ ポンポン ぐっ
パワハラ撃退スプレー オフィスにワンプッシュで1週間効果持続 「便利そうだけど どんな仕組みなのかしら」 「なんかパワハラする人が嫌がる成分が入ってるんだって」 「くっさ! 今日このフロアくっさ!」 「くさくて入れん! 帰ります!」
「そのレストラン ちょっとスマホで調べてみる」 カチッ 「あれ? アゴ認証にしてんの?」 「え? そうだけど?」 「オイラは歯認証」カチッ みんなコンプレックスを持っている 「私は頭皮認証」カチッ 問題はそれをどう克服するかである
ワン ワン 「おうおうどうした?」 ハッ ハッ 「ずいぶん人懐っこいなお前 飼い主は?」 「すみませーん! 勝手に走っちゃって」 「じゃあとりあえず荷物の中見せてください」 「え?」 「この犬 麻薬探知犬なんです」
ガッ パタン 「もう! ほんと そういうのやめて!」
「私ですか? 儲かる仕事をやらせてもらっています」 「具体的には部屋にふたつ椅子を用意して」 「片方の椅子には貧乏人を低賃金で雇って座らせます」 「もう片方には金持ちを高額な参加費をとって座らせます」 「儲かります」
「まじ ウケルー」 ドン 「あーやっちゃった」 「どうしよう どうしよう」 オロオロ 「おちついて」 「とりまインスタにアップでしょ」カシャ 「そうね ばえるし」カシャ 「とりま私のツイートが先でしょーが!」
「あ 降り出した!」 ぐぐ バッ 「入ります?」 「え?」
ジュウウウ… パクパク 「ごちそうさま」 「五千円になります」 「もし良かったらガムどうぞ」 「ありがとう いただきます」 「口の中をスーッとさせたいからな」 「あ でも父さんこれ…」 「焼肉味…」
「こっちが肌をしっとりさせたい人用で…こっちはニキビが気になる人用…」 「で これが肌のテカりが気になる人用で これは頑固な汚れを落とすスクラブ入り…」 「ひとつにまとめろや!」バーン 「私は使い分けてますよ 顔の部位で」
付き合って2日目の彼 「おまたせー」 「よく行く店があるからそこでランチしよう」 (2日目の彼…1日目よりステキ) 8日目 「お前さぁ マジでウケるんですけど!」ギャハギャハ (8日目の彼…もう無理 やっぱりカレーと同じだわ)
ワイワイ 「おい休憩時間すぎてるぞ」 「あ 部長」 「すごいんです 田中さんは」 「この体型でめっちゃ軽いんです」 「またくだらんことを…田中さんも仕事に戻って…」 「うわっ 軽っ!」
「放送終了の予定時刻となりましたが このまま延長して試合終了までゴリ山選手の顔のアップを放送します」
ブオオオオオオ 「それ 首にかける扇風機だろう!」 「風の歌を聴いていました ライブで」 「ライブで!?」
はじめての方は傑作選!