「目的地ノ地球ダ」 「空飛ぶ円盤だ!」 「我々ハ宇宙人ダ」 ドッ 「んなアホな!」
スン スン ピタッ (同じコロンだ!)
私の洋服の表面は液晶画面で覆われている 常に最新の流行を反映することができるのだ 「予約しといたんだけど」 「あの〜 ノーネクタイは ちょっと…」 こういうときは…こう! 「どうだい?」 「下半身が パンツ一丁ってのは…」 「駄目なのかい?」
「今日はね、雲について教えよう」 「お前たちが乗っているその雲だが、実は微細な水滴が集まっているだけで そこに乗るなんてまず不可能だ」 「え?」ズボ「そうなの」ズボ ズボ ズボ 「ほう、落ちなかったのはお前だけか… カンシンカンシン」 zzzz…
私自身がペーパークラフトかも知れないと思ったのは ひげを剃ったときだった のりしろ 谷折り 山折り キリトリセン
「てめえさっきから何ジロジロみてんだ」 「ブッ飛ばされたくなかったら金出せコノヤロー」 「あなたを人間国宝に認定します」 「えーこのオレっちが!?」 「あなたの言動…そのドスの利いた声…芸術的だ」 「なるほどあなたは人間としての魅力はないが 人間国宝とはすばらしい「わざ」を 保持している者に与えられ […]
ヴヴヴヴ… 「なんだ迷惑メールか」 「迷惑メールもここまできたか…」
あの時 押しつぶされそうな満員電車の中で ここではないどこかへ行きたいと強く願った ハッ 「完全に寝過ごした…やけに暑いがここはどこだろう」 「ココはジャカルタだよ」 日本からインドネシアに 譲渡された元・東急の中古車両の物語であった
ダウジング
「なにぃ いじめられた? やられたら やりかえせ!」 「さらに ボコボコにされました」 「やった奴にやり返してどーする! ただの復習は恨みしか生まない オレはそんな 小さい話をしているのではないのだ」 (先に言ってくれよ…) 「これから何度でもこの厄災はお前の前に姿形を変えて現れる…! そのときのた […]
ウィィーン 「先生!じっちゃんの手術は?」 「大大大っ成功ですよ!」 「これが摘出した病巣です」ドッサリ 「ぎょっ!」 「あの医者は名医じゃ…」 うんうん
「あなたへの気持ちをおねしょにしてみましたー!」 「おもらしを洗わないでそのまま干すなんて ちょっと不潔だわ」 「…なるほどたしかに 母さんに言っておこう」
「チョコいるかい?」 「いや、オイラ甘いものは食べない人間なんだ」 「へぇー!意外!」 「人間だったんだ!」 「いつから…気付いていた…」 「やはりな…」
床屋 「こんなカンジでいかがでしょうか」 「ン」 「おいおい 髪の毛にラーメン入ってるよ!」 「失礼しましたー!すぐに新しい髪型に交換させていただきます!」 10分後 「どうでしょうか…?」 「ン」 「おいおい 今度はゴキブリが入ってるよ!」
こどもの城― それは国によって作られた児童施設 いわば児童館の大親分である 2015年に閉館してしまうとのことで 我が家のウリ坊(3)を連れてはるばる青山までやってきた 「やっとついたね!」 建物の前で出迎える岡本太郎作「こどもの樹」にとりあえずビビる2人 と、その時 「なんか良いニオイがするねぇ」 […]
ボコスカボコスカ 「そのへんにしておけ オレは殺しはやらない主義だ」 「あっはい…」「…」 「…アニキ…こいつ…もう死んでますぜ…」 「えー!」 バタン
ガラガラ だれでもトイレ ここに入ったものは文字通り 誰でもトイレになれるという (あったかい便座にウォシュレット… みんなが安らげるあの空間に俺もなりたい…) 「おっさっそく足が便器化してきたぞ」
「勘のいい君のことだ この箱が何なのかもうすでに気づいているだろう」 「うん びっくり箱だね」
「おいコイツまんが描いてるぞ!」だっせー 「どれ見せてみろギャグ漫画じゃなかったらぶっとばすぞ」 そこには今までにみたことのない 白い宇宙が広がっていた 「はやくこのコードにつかまれ」 「よし では1回 ひっぱるんだ」 グッ シュルシュルシュル
ピタッ 「別れましょう」 「おっ もうそんな時間か」 知ってる? 人は失恋の度に成長するの だから私たちは毎日わかれて 次の日にまた付き合い出すの
ゴボウ バッ 「ひったくり!」 「だれかつかまえて~」 スッ
「このあとどーする?」 「ウチくる?」 「え?いいの?」 「いいよ さぁ入った入った」 「え」「ここ?」 「ワンルームだから狭いけど…」 「へー」「思ったよりも広いじゃん」 「いらっしゃい ゆっくりしていってくれワン!」
いい大学を出て いい会社に就職し キレイな奥さんをもらって そしてこのわしと暮らす 他に何を望むのかね? このこどものような 老人は 我々のどちらにも 似ていなかった
「この生卵をへそに詰めた状態で 割らないようにスモウしてよ」 「無茶言うなよ」 「ムリムリ」 「ぜーったいムリ!」 「それ のこった!のこった!」 ムリ…ぜーったいムリ…
「はい笑って~」ガルル… ニコッ パシャ 「もう一回」パシャ 「こっち向いて笑って~」 「仏の顔も三度までだ!」 「まだ二回なんだけど?」 ニッコーッ
「あ ちょっと」 「ん?」 「枝毛デス」 「最近 多いねん 何でやろ」 「それはきゅーてぃくるが傷んでるんですわ」
「うわーん!」 涙で自分が濡れるのを嫌がった地面が言いました 「泣き止まないとお前を八つ裂きにしてやる」 少年は怖くなってなんとか泣き止もうとしましたが それでも涙は溢れてきます 我慢しようとすればするほど涙は熱くなりました ついに涙は湯気となって空へ上がっていきました やがて雲となった涙は雨になっ […]
その宇宙人は見た目も文化も地球人のそれと変わらなかった 「どーも」「あ どーも」 「ホントに宇宙人?」 「そっちこそ」 ただひとつツとシが逆であることを除いて 「へぇオツャレなツャシだねぇ」 「え?」
正しい組み合わせを選びなさい タッグ コンビ ぺア デュオ
カーン … 速い! タンタンタン なんて速さだ…!
ぐわぁー (うわ~タンを吐くぞ) (きたねー) ピューッ
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