「う〜ん…そうだなあ」 「う〜ん…」 「しかしなぁ」 「う〜ん…」
「なあ…ええやん?」 「キスしようや」 「チュウ」 「うげー!何してんだ あのオッサン!」 「ワシがワシの吹き出しで何しようがワシの勝手じゃあ」
「人生で大切なことは すべて〇〇で教わったってのは…」 「うんうん」 「○○に何でも入るよなー」 「ほほう… たとえば?」 「「まんが」とか「野球」とか 「野球まんが」とか…」 「確かに違和感ないけど例えが偏りすぎじゃね?」 人生で大切なことはすべてたまたま席が隣だったコイツから教わった
ガタン ゴトン ♪タラランタラランタラランラン 「前の娘の着信音 ウチの 『お風呂が沸きました』の曲ね ふふッ」 スッ「あなた?」 「キミィ! 電車の中では」 「マナーモードでしょうが!」ぬぎっ
「これから行く会社の部長さんだけどちょっと難しい人で」 「歯を見せると威嚇してると思われるから注意してね」 「わかりました」(猿かな?) トントントン「失礼します」 (あっ…めっちゃ威嚇されてる)
ドサッ 「これで十日分 テキトーにみつくろってくれや」 「あー…ちょっとそういう売り方はしてないですねー」 「カネならあるんじゃ ここからここまで全部おくれ」 「だから…処方箋がないと無理なんですって」
「こういうガリ勉キャラ クラスに一人はいるよな」 「ガリ勉協会から派遣でもされてんのかよ」 「フランチャイズ」 「え? なにそれ チェーン?」 「所謂チェーンとは違います」 「私は自分の意思でガリ勉を行っています 番長の子分として存在している君たちとは違うのです」
「白以外のマスクを認めてくれないのなら 僕はこの会社を去ります」 「ちょっと待て!」「冷静に考えてみてくれ!」 「人畜無害の存在である我らサラリーマンが」 「色の付いたマスクなどつけられるわけがなかろう!」
「ミュージシャンの詞先曲先みたいのが漫画家先生にもあるんですか!?」 「そうそう俺は吹き出し先だしコイツは絵先だし」 「ワタシは枠先デス 何よりもマズ先に枠線ヲ描きマス」 「枠線によって作品の内容が決まりマス」
「次で行きますぞ!」 ふんわ ふんわ
「おはようございます」 「ハザマース」 「あ! 襟が中に入ってますよ」 「おお ありがとう 家出るときに家族は誰も指摘してくれなかったよ トホホ…」 ワハハハ… 「まったく情けない…」 ベロン はずれ
パタパタパタ 屏風型モニター 「これだと画面が斜めで見にくくないですか?」 「いいのですよ コレで」 「やりたくない業務のフォルダを奥の方に置いたりすることで仕事にわびさびがうまれるのです」
「はい次は聴力検査です」 「次は胸部のレントゲンです」 (健康診断ってスタンプラリーみたいでたのしいな) 「本日はこれで終了です お疲れ様でした」 「え? おわり?」 「もう一周やらせてもらっていいですか? 次はもっといい結果が出せると思うんです!」
「お食事の時はこちらのフェイスシールドをどうぞ」 「おいおいおい ここまでするかね?」 「まぁ 付けるけどサ」 「ほんとみんなやりすぎっつーか 建前でやってるっつーか」 「まぁ 付けるけどサァ!」 「ん?」 「コロナ付いとるやんけ!」
カシャ 「ねーお父さん 写真撮る時になんでカシャって鳴るの?」 「それはカメラがフィルムだった頃のなごりだな」 「ふーん…じゃあ今の子どもたちにはあんまり関係ないね」カシャ 「じゃあどんな音だったらしっくりくるかい?」 「そうだなー… まばたきの音かな! パチクリとか」 「え!? 漫画じゃないんだか […]
「今晩このレストラン 予約した田中です」 「申し訳ございません 当店ジャージはちょっと…」 「あー…大丈夫 このジャージさぁ」 「ファスナーの部分がネクタイ型なんだよ」
「まぁた 育毛剤の広告が出とるわ…」 「ワシがカツラだってことスマホにはバレとるんやな」 「検索しているキーワードが影響してるのかも」 「毛髪に関係することは いっさい検索していないのだがなぁ」 「もしかしたらワシが寝てる間に カツラが勝手にスマホを使っていろいろと検索しているのかもしれんな…」
「すみません…」 「種無しぶどうの種って売ってますか?」 「あー…ないっスねぇ てゆーか種がないから種なしぶどうっスよね?」 「いい加減なことを言うな!」 「種がないのに芽が出るか!」 「環境なのだよ! 環境が人間を作るのだ!」
「あ! 言おうとしてたこと思い出した!」 「あなた よくメインのことメーンって言うけど メーンイベントとかメーンディッシュとか」 「あれ オッサンくさいからやめたほうがいいよ」 吉野さんは こういう言いにくいこともはっきり言ってくれる素敵な同僚です
「このスモークチーズ自家製なの?」 おいしい… 「そうよ 燻製機みる?」 ガララ… 「ちょうど今 燻製してるところ」
(かんぱーい) (キミ子ちゃんは彼氏とかいるの〜?) (いやぁ それは…) (うわっ)(いきなりかよ) (まぁたはじまったよセクハラが…) (やばいでしょ) (女子社員にお酌させるために瓶ビールにするのよ) (このあと怒り出すぞ)
「いててて… ごめん ちょっと待って」 「靴ズレしちゃって」 「なにこの靴ズレ… 擦れじゃなくてズレてる…」 「どうなってるの これ」「いたいいたい!」 「無理やり直すと空間が歪む!」 「あ! メガネが!」ズルッ ススス…
「編集長 11月号の特集ですがマスク占いで行こうと思います」 布マスクを付けている人は 真面目 几帳面 使い捨てマスクの人は 細かいことを気にしない 野心家 ウレタンみたいなのを 付けている人は おおらか 「悪くないが布と使い捨ては相性が悪いなどの炎上要素も入れておこう」 「さすが編集長! 根も葉も […]
ボソッ「くそじじい」 ピクッ 「どの口が言うかー!」 「この口か!」「その口か!」「はたまたあの口か!」 「東口か!」「西口か!」 「薄口か!」「濃い口かー!」
ちらっ カシャ
「お前みたいに線の細い男に娘はやらん!」 「いきなりそんなこと言われてショックで泣きそうです あと鼻血も出そうです」 「おいおい涙も細いな!」 「鼻血も細いな!」
「人生には基準となる点が生じていることがある」 「直線で人生が進むと思っていたら」 「ある点を中心にまわるようなそんな呪いのような生き方になっている」 「なんだい あたいとの結婚がその呪いのポイントだって言うのかい?」 「なんならあんたの過去も未来もなくしてやろうか」
ガルルル… グルルル… 「目潰し・頭突き・肘打ち・金的は反則」 「あと今日は殴る蹴るなど痛いのもダメ 悪口もダメ」 「え?」「え?」 殴りあえないと 分かった途端に 照れる二人
はじめての方は傑作選!