(…初めて見た…) (こんなふうに つり革を持つ人…) (そしてスクールバッグの持ち方は…OLのそれだ…!)
「オーッ」 「ノーッ」 「オフライン!」
「ここから出せー!」「何をする気だー!」 「アー…アー…」 「みなさんがここにいる理由 ここに閉じ込められた理由」 「それは厄年…本厄だからです この街の本厄の男性を集めました」 「あっ そういえば」「懐かしい顔が…」
「私は初対面の人に 普段メガネをかけている人が メガネを外した時に出る ある種の違和感が顔にあると言われます」 「僕は逆で初対面の人に はじめてメガネをかけた人特有の違和感があると言われます」 「あーなるほど」 「こうすればお互いしっくりきますね」
「ハンコ お願いします」 「うっふ〜ん キスマークでいいかしらん?」 キスマークをよく見ると そこにはちゃあんと田口の文字があったのです
新型ドライブレコーダー サッサッ ペラ 「おいおい そんなんでちゃんと記録できてるのかよ?」 「はぁ… 1分に1枚くらいは… あ! 信号赤ですよ!」
「この漫画を読んでいるということは あなたは生きているということです」 「そして生きているあなたは 少なからず苦悩を抱えています」 「その苦悩があなたに この漫画を読ませているのです」 「おっと! いまは私のヒゲが伸びるスピードについてはどうでもいいのですよ!」
「よろしかったら こちらの雑誌どうぞ」 さらば都会、自然と暮らす、山 (…) (俺ってこんなイメージなのか…) チョキチョキ バーン 「すみませーん 雑誌 間違えました!」
夜のハンカガイに住まう ホストバタフライ ハッ 「なんかいま… すごい幻覚を見たわ…」 「フフフ…」 モンシロウはこの技でナンバーワンホストにまで上り詰めた
ボクはイヤミです ペタリ プー クスクス ? 翌日 一ヶ月後 一年後 「悪かった!俺らが悪かったよ!」「もう許してくれ!」 ?
「40代なんてあっという間 あっという間」 こういうことを言う人より 「40代? まだまだこれからだよ! なんでもできるよ!」 こういうふうに言える人に 私はなりたい いや…なりたかったと言うべきか…
「さあ 一緒にいこう!」 「行くってどこへ?」 「世界の秘密を見せてあげる」 コポコポ コポコポ 「ここは…水の中??」 「珪藻土マットが吸った水はみんなここに集まってくるんだ」
「それでは失礼します」 元不良 「引き続きよろしくお願いします」 元不良 「うわ リーマンの挨拶ウケる」「だっさ」 「何見てんだコラァ!」 「やんのか? クソガキィ!」
あれはゲーム機のボクが白物家電に囲まれた時だった 「俺たち白物家電は基本的に人に時間を与える発明品だが…」 「お前たちゲーム機やテレビは人から時間を奪うらしいなぁ!」 「せっかく俺たちが作った時間をなんだと思ってやがる!」 「まあまあ落ち着きなさい 私にとってはどちらも大切な家電なんだよ」 「発明品 […]
「立ちますか?」 「いえ…結構です」
「ンマー」 「かわいい赤ちゃんだこと!」 「パパ似かな? ママ似かな?」 「神似です この子は神似です」 「おばあさん… そういう発言は初対面の相手に対してデリカシーが足りないかな…」
「結婚してください!」 「…はい」 「ステキな指輪…このグレーの宝石は?」 「ボクの尿管結石です」
「ハァー」 「キャッキャッ」 「やっぱり落ち込んでる人のいないいないばあはサイコー!」
「なんだ? 枠線がおかしいぞ!」 「どうなってんだ! 遅刻しちまう!」 実はコレ…ボクが弁当を忘れていることを母さんが伝えようとしていたのです…! でもボクにはまったくわかりませんでした
「おはようございます」 昔 炭鉱夫はカナリアを持って炭鉱に入っていった 有毒なガスの影響が人よりも先に出るため危険探知機として使っていたのだ 「遅いぞ! 1時間前に出社しろ!」 「…はぁ」 「あ! カナリアが倒れている! ここはブラック企業だな!」
「くっ 血も涙もない奴らめ…」 「それは違うぞ 確かに私は涙を流さないが血はある…緑だがな」 「逆に私は血はないがご覧の通り涙を流す 緑ですけど」 「え? 緑色ならそれ血じゃね?」 「つまりこれは血の涙ってこと?」
「部長 すみません」 「会社に来る途中ちょっと色々あって遅刻してしまいました」 「お前いま何時だと…」 「あ…いや…それは仕方ないね」
トントントントン サッサッ チチチチチ… ボッ カチッ
「すみません この真ん中のヤツで二つツノってありますか?」 「あー… 全部売れちゃいましたねえ」 「そうですか」 「あ! 変換アダプタ使うのはどうですか?」 「これですよ これ 海外旅行に持っていくプラグアダプタみたいなの」
「クヮオゥアー」 「ペッ」 「あ」 ピト 「あ」 「すっ すみません!」 「クリーニング代… いや! このズボン弁償します!」 「…」 「不思議だ… あなたのようにまともな人が なぜ道端にツバを吐くような真似を…」 「…実は初めてだったんです ツバを吐くのもタンが絡んだのも」
カニかエビか 「エビ」 オーッ 「さすが地球人…」 「我々なんて実物を見てもわからないのに…」
本気で人を殴ったことありますか? ボカッ イタッ! いきなり何をするんですか!
「いちについて」 「よーい」 (畜生…なんで俺のバトンはちくわなんだよ…) (あ! いいなぁ ちくわのバトン…) (ボクなんてマカロニだよ) 「どん」
カタッ 「あなたが入れた百円玉とは別の百円玉です」 「あなたは今この一瞬で消費と労働と収入を体験したのです!」
はじめての方は傑作選!