「とってもよくお似合いですよ」 「顔がメガネに」 「顔がメガネにお似合いですよ」 「でも どうせならこちらの顔の方がもっとお似合いですよ!」 ドンッ
「いてて…子ヤギを食べ過ぎたかな…」 「あー石ですね」「結石ですか?」 「いや…お腹の中に 無理やり石をたくさん詰め込まれたようです」 「さっき 子ヤギを食べたあと昼寝をしたので多分その時に 入れられたのだと思います」 […]
「ちょっとトイレ行ってくる」ガタッ「う〜い」 スッ「ずいぶん早かったねぇ」 「使用中だった」 「ハハハ そりゃあしょうがないな また後で行けばいいさ」 「その必要はない 俺は今 オムツを使用中だった」
カシャ ピロリーン 「アッ!マタQRコードノ読取ガ 反応シテシマッタ!」
「やったー!ついに我が校の不良をコテンパンにやっつけたぞー!」 「弱いものいじめはダメだけど自分より強いものに立ち向かうこの勇気は賞賛に値する!」 おいおい…確かにオレは不良だけどよ… 心も身体もスッゲー弱いんだぜ…
「たまにはこの円グラフみたいなものを注文してみるか」 「おい!」ガララ…「はい!」 「これをひとつ」「内容は「パイナップルについてのアンケート」だ」 30分後 「キタキタ」 パカッ
「あ おひさしぶりっす」「おう」 「いまお前が 部長なんだってなぁ」 「うっす」 (なんで先輩は こんな奴にペコペコしてるんだ!?) 「えー! じゃあ先輩も昔は 後輩だったんですか!」
「海の男!(セイラーマン)」 「ちょっと待って! アレはイカリのマークではなくて」 「USBのそれだ!」 「お前のスマホを接続してみてよ」 「やってみるか」 「大丈夫かしら」 「こ、これは! あの キャプテン・キッドが残 […]
バサッバサッ スタッ 「兄ちゃん…あれ…」 バッ 豚肉バラ100g128円 31日限り 「今夜はカレーだぁ!」
オオオ… 「これは…北京原人の霊ですね…」 「50万年もの間成仏できなかったのです」 「すごいっすね 猿の幽霊とかも見えるんですか?」 「猿の霊はみないですね」「幽霊として見えるのは大体原人からですね」 「猿人の幽霊は […]
タタタタ… 「なんだこの気持ち悪い動きは?」 「たぶんスマホのゲームだと思います」 タタタタ… 「ちがーう!」 「僕は点描画を描いていたんだ!」
「じゃあ 行ってくるよ」 ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン 「オウ ちゃんと働いてるかぁ」 俺は家庭と仕事をきっちりと区別するのだ!
「おー よしよし」 「お父さん 初孫で浮かれてるのよ」 「かわいいの」「ぉ本当に かわいいのぉ」 (かつてのワシがそうだったように…!)
「ふむ…」 キュッキュッ ピカーッ
ゴキッ ポキッ ピシ ドカッ バキッ どっ ズズズズ… ボンッ ぴゅ〜ん 「ちょっ…ちょっと!」 「はい?」「音ヤバイ 音ヤバイって!」 し〜ん…
「新人は遅刻か…」 「ドタキャンかもしれんぞ」「三人で行きますか」 おーい 「すんません 寝坊してしまいました」 「貴様! 遅刻はもとよりその格好はなんだ!我々 下山部をなめるな!」
ガラガラガラガラ ガラガラガラガラ ガラガラガラガラ
「んん? 何が可笑しいんですか?」 「…いや大将って和食専門の料理人なのにめっちゃソース顔だなぁって」 「ダーハッハッ! これだから素人は!」「私は醤油顔ですよ〜!」 「でも大将の顔 濃いっすよ」 「醤油は濃いよ ソース […]
ワンワンワン ワンワンワンワン 「これは 只事じゃないな」「ああ 町内放送で 犬の鳴き声とはな」 「以上 町長による ものまね「犬」でした」 「なんだって!」「くだらねぇ!」
ズンチャ ズンチャ ズンチャ ズンチャ 「踊らねーのかい?」ズンチャ ズンチャ ドンチャ ドンチャ ドッチャ ドッチッ ドッ ドッ ドッ
占いの館 「占いかぁ そういうの好き!」 「みえる〜 みえるぞ〜 20年後のおぬしが見ているものが…」 「これは う〜ん なんというか…その… う〜む…」 「う〜ん これはちょっと…なんつーか…」 (本当に見えてんのか? […]
カチャカチャ 「いかがでしょうか 当店自慢の熟成肉のステーキは?」 (こ…この味は…あの時の味だ…!) 30年前ー 俺は手のつけられないゴロツキだった 「何みてんだテメー」 「その制服… ウチの学校のモンじゃねーな?」 […]
「なんで背表紙を奥にしてるんですか?」 「これだといちいち手に取らないと何の本かわからないですよね?」 「誰にも言わないのであれば その理由を教えてあげよう」
カチャ ヒラ JUST MARRIED 私たち結婚しました (彼女のこんなに 幸せそうな顔 初めて見たわ…) (玉の輿に乗るのが あなたの夢だったものね…!)グシャ
「オラー金をだせぇ!」 ポン 「だめだめ そんな言い方じゃ出るものも出ないよ」 「ダメ出し君!」 「 …ヲ神聖ナル 婚姻ノ契約ノモトニ誓イマスカ?」 「誓います」 「ダーメダメ ソンナンジャ 信ジラレナイヨー」 「ダメ出 […]
相撲取りのエンゲージリングはまわしである パカッ 「あ あれ?」 「ちょっと! 痛い!」 パシャ パシャ
「例のものを持ってきました」 ゴト カチッ パカッ 「いかがでしょう?」 「うむ 問題ない」「大きい南京錠 確かに受け取った」
「じゃーん!」「見てよ このうで毛!」 「そんなことより これ…発売前のスマート時計じゃないか!」 「そうだけど?」 「あんまり私のうで毛が素晴らしいというので特別にくれたんだ」 「なに〜 やっぱりうで毛をもっと見せてく […]
料理人は二度 フライパンをふる 料理を作る時とー 夜中にこっそり自分の頭をたたく時である ガンガンガン 「あなた 何してるの!?」 「変な音がしてるからきてみたら…」 「あなた 何してるの!?」 料理人の妻は二度 尋ねる
「スマホなんて!こうしてやる!」 ガシャン 「テレビもこうだ!」バシ 「パソコンなんてもってのほか!」バリバリバリ 「まぁまぁ お客さん こちらのパソコンはどうですか?」 「無農薬ですよ」 「えっ 無農薬だって?」
「わーっ!!」 「わーっ!!」 「わーっ!!!」 「わーっ!!」 「なんだこのメガネ!」
ピッ 「年齢確認のため画面を」 「画面をヘソでタッチしてください」 「ヘソで!?」 たしかに私はスマートフォンの指紋認証にヘソを使っているが それとこれとは話が別だ
「…つまりコッチのノリはしっとりで」 「コッチのノリはパリパリです」 「違いがわかりましたか?」 「チョット ヨクワカリマセン」 「…デモ コレトコレガ同ジ仲間ダトイウコトハワカル…」 「ソウ、私トアナタノヨウニ…」
ポイッ 「アーッ!」 「アーッ」「アー」 「待てまだポイ捨てと決まったわけじゃない」 「まだポイ捨てじゃないぞ…」 「まだわからん…」 「いよいよポイ捨てか?」 「…おや?」 スタッ
「ムズムズムズ〜」 「トイレ?」 ガチャ「ここで やってくれや」 宇宙人が 我が家に来て3日目…はじめてもよおしてきたらしい ガチャ 「あれ? ちゃんと流した?」「?」 「なんだこの芸術作品は!?」 「我々ハ定期的ニ作品 […]
「じゃーん!」 「ロールケーキ買ってきたよ!」 サクッ ヘリヘリヘリ… これを3日間天日干しにします トントントン ジャラジャラジャラ
少年は都会に憧れていた 放課後は裏山で 都会の音を聴くのが日課だった
パラパラパラパラ パッパッパッパッ ズラッ (さすがだな…完璧な ポーカーフェイスだ) (しかし…頭に反射してカードが丸見えだぜ…!)
男はすでに 未来が懐かしい 新しい過去を探す 本当は自由なのに それに気付けない 彼自身が変わるには 歳をとり過ぎていたので 先に進むためには 環境を変えるしか 方法がなかった やがて目的を忘れ 習慣だけが残る やめる理 […]
ジャキン! ドウッ ドカッ「ギャース!」 やっ…やったぜ…!
はじめての方は傑作選!