「お前の携帯の待ち受け画面 すっげー待ち受けてるな」 「大丈夫 このまま放っておくと待ちくたびれるんだ」
ガツガツ クチャクチャ 「コラッ! キレイに食べなさい!」 「フッ やはり血は争えないな…」 「父ちゃんの食べ方だってかなり汚いぜ…」 (ぐぅ! まさか息子にこのセリフ(血は争えない)を使われるとは…!)
パクパク おいらの腹時計は手巻きです
ゲシゲシゲシ 「やめて! 私のために争わないで」 スポッ
「おじいちゃん大丈夫かい? 急に倒れたって聞いてびっくりしたよ」 「太郎か…」 「死ぬ前にお前の顔を見ることができてよかった…」 「これで思い残すことは何もない…」 (これが…思い残すことが何もない人の顔か…)
ガタン ゴトン 「ひとりはみんなのために!」 「みんなはひとりのために!」
「はぁ…最悪だ…」ハーッ 「おいおい 本当の絶望はこんなもんじゃないぞ」ハーッ 「はぁー…この毛皮が…実はニセモノだなんて…」ハーッ 「お前のため息はフェイク・ハーだ!」
「お母さん あの人 頭にスネ毛が生えてる」 「バカ! 何言ってるのこの子は!」 「…いや キミの言っていることは あながち間違いとは言えない」 「なぜなら 私の息子はいつもここをかじるのだ」カジカジ
オンギャー おじいチャン赤チャン 「バブーじゃ」 「オンギャーじゃわい」
「ちょっと」「署まで来てもらおうか」 「キミの行動パターンを分析したAIが」「近いうちにキミが犯罪を犯すと言ってるんだ」 「えー! どんな犯罪ですか?」 「取り調べ室で理不尽だと言って大暴れするそうです」
「おい新人! 一発芸とかないんか?」 「あー…じゃあ僕をスマホのカメラで見てもらっていいですか」 「こうか?」「はい じゃあいきます」 「フンッ」「お! アゴが顔認証に!?」 「フフンッ」「お! おでこが顔認証に!?」
「ぶはっくしょん!」 じっ 「なんか出たな…」 「たいへんだー!」 た す け て
ジョボジョボ 「コラ! 何してんだ!」 「実験です おっさんに水をかけたらどうなるか」 「かれこれ2時間水をかけてますが おっさんを気にかけて止めに来たのはあなたが初めてです」
「回ってないお寿司なんて久しぶりです」 ガララ「この店のシステムは さらにその先にある」 「おっ 大将がきたぞ」 「はい あーん」 「ここはね 大将が直接食べさせてくれるんだ」
「お母さん 私の青い歯ブラシ新しいの出しといて」 「青?」 「なに言ってんだ 青は父さんのだろう?」 「あらやだ 私も青使ってますよ」 「まじかよ… 青は俺だと思ってた…」ゲー… 「よし! じゃあ次はみんなで黄色を使おう […]
「あの〜センパイ その〜…」 「なんだよ はっきり喋れ 俺に話しかける時は歯に衣着せるなって言ってるだろ」 「そのことなんですけど…歯の衣を脱がしたら奥に行っちゃって」 「つまり…その…奥歯にものが挟まったような感じにな […]
「三百円までのおやつ何にした?」 「駄菓子をたくさん買ったよ」 「フフフ…甘いな」 ズズズ…砂糖1kg 「おいらはこれだ!」 「これをかければ何でもおやつになるのだ」 もしゃもしゃ
「ワシは自分が掘りたいものを掘っているのではない」 「すでに石の中にあるものを取り出しているにすぎない」 その石には何が入っていましたか? 「あたりじゃ」
「おいしそう! いただきます!」 「めしあがれ」 パッ 「あ!」 ボン 「あ!」
「よし!」 「よし!」 「よし!」 「よし!」
ピッピッ チーン ホカホカ
「俺 パンツなのに こんなところまで隠すなんて聞いてません!」 「業務範囲外です! 契約違反です!」 「はぁー…最近のパンツは…」
ピッ おしり ジョジョジョジョジョ (おしりばっかりずるい!) (ずるいよ おしりばっかり!) (いつも おしり!) (僕にも かけてよ!)
「私は初対面の人に 普段メガネをかけている人が メガネを外した時に出る ある種の違和感が顔にあると言われます」 「僕は逆で初対面の人に はじめてメガネをかけた人特有の違和感があると言われます」 「あーなるほど」 「こうす […]
「ハンコ お願いします」 「うっふ〜ん キスマークでいいかしらん?」 キスマークをよく見ると そこにはちゃあんと田口の文字があったのです
「この漫画を読んでいるということは あなたは生きているということです」 「そして生きているあなたは 少なからず苦悩を抱えています」 「その苦悩があなたに この漫画を読ませているのです」 「おっと! いまは私のヒゲが伸びる […]
「40代なんてあっという間 あっという間」 こういうことを言う人より 「40代? まだまだこれからだよ! なんでもできるよ!」 こういうふうに言える人に 私はなりたい いや…なりたかったと言うべきか…
「立ちますか?」 「いえ…結構です」
「結婚してください!」 「…はい」 「ステキな指輪…このグレーの宝石は?」 「ボクの尿管結石です」
「おはようございます」 昔 炭鉱夫はカナリアを持って炭鉱に入っていった 有毒なガスの影響が人よりも先に出るため危険探知機として使っていたのだ 「遅いぞ! 1時間前に出社しろ!」 「…はぁ」 「あ! カナリアが倒れている! […]
「部長 すみません」 「会社に来る途中ちょっと色々あって遅刻してしまいました」 「お前いま何時だと…」 「あ…いや…それは仕方ないね」
「いちについて」 「よーい」 (畜生…なんで俺のバトンはちくわなんだよ…) (あ! いいなぁ ちくわのバトン…) (ボクなんてマカロニだよ) 「どん」
ガタンゴトン ガタンゴトン 「ホラ お前らの大好きな通勤電車だぞ」 「もっと嬉しそうな顔をしろよ」 「もう… 勘弁してください」 「会社に遅刻しちまう…」
「ただいまー」ボロッ 「お前 その傷どうしたんだ?」 「階段で転んだ」 「そんなバレバレな嘘を!」 「本当だよ 疑うならその階段まで案内するよ」 「あー見せてもらおうか! その階段とやらを!」 「お? なんだボウズ まだ […]
「ガハハハハ! ガハハハハ!」 「ガハハ ガハガハ!」 「この無線イヤホンで電話できるのを知らない奴らが ワシを好奇の眼差しで見ておるわ!」 「まあこれは独り言だがな!」
「え? キミもバイク乗ってるの?」 「こんど一緒にツーリング行く?」 「お願いします!」 ツーリング当日 「すみませーん」 「道が混んでてちょっと遅れてしまいました」 「あー…」 「そっち系かぁ…」
「アニキこの家はどうですか?」 「ここはダメだ」 「見ろ犬シールが貼ってあるだろ つまりそういうことだ」 「じゃあアニキあれは?」 人 「あれも…つまり そういうことだ」
その時 標準電波は今までにない情報を送信した キュイイイイーン そして日本中の電波時計が一斉にダンスを始めた 1秒の狂いもない完璧なダンスだ
はじめての方は傑作選!