ヴヴッ ヴヴッ 「…」 パッ パッ ポトッ ポトッ ダン!
カッ キーン (カッ… キーン?)
「おい おまえ」 「はい?」 「なんだその柔道着の着かたは?」「え?」 「あ! 監督もしかして知らないんスか? いまトップスをボトムにインするのが流行ってるんスよ」
ゴホゴホ ゴホン 「すまんのう…」ゴホゴホ
「1番 2番 4番 健康」 「3番 不健康」 「健康診断なのでもっと細かく教えてほしいのですが」 「そういうところだぞ キミが不健康なのは」
「タッチパネルで注文すると商品がやってくる回転寿司だな」 「とりあえずマグロ注文!」 シュッ シュッ
「あー…お客さん こってますねぇ」 クイクイッ タタタッ ボウッ 「あれ? いま…必殺技出しました?」
「部長 ちょっと!」 「チャックが開いています…!」 ! 「ひゃあ! はずい!」ジッ 「しかし今日はなぜつなぎを…?」 「ひゃあ!間違えた!」
「大将 新しいメニューを考えました」 パカッ 「これは…このまま食べるの?」 「あ すみません 食べる前にバーナーで炙るんでした」ブオオオオ 「アチチチチチ…!」
「位置について よーい」 「早食い!」シュッ 「大食いとは関係ないフードファイトか… ありだな」
「飯塚さん…」 「飯塚さん…」 「飯塚さん!」ユッサ ユッサ 「92次会どうします? 山ちゃんと杉やんは行くって」 「場所は…もうあらかた行っちまったんで 8次会で行ったカフェにしようと思うんですが…」 「…いや あのカ […]
「ただいまー」 「おかえり」 「あ! あのカフェ行ってきたんだ」 「新作のラテ買ってきてくれた? 前に飲みたいって言ったやつ…」 「いや買ってきてないけど お前いつもそうやって人を頼ってばっかだなラテ」 「なら買ってきた […]
「よし今日から衣替え 冬服にするか」 「あの人の服…」 「うん めっちゃ虫に食われてる…」 たいへんおいしゅうございました
「あ ここ空いてるよ」 「ほんとだ 座ろ 座ろ」 「もしよかったら 席 替わりましょうか」 「結構です」 「これがいいんです」 二人の女は電車を降りたとき まるで映画館を出たあとのように 感想を語り合います このおじさん […]
コートを着るとうれしいのが ポケットの数が増えること しかし彼には まだ 早すぎたようです
「連絡先 交換しませんか?」「いいですよ」 「ではこれからは こちらの弁護士を通してください」 「常に弁護士 通すんですか?」「はい 常に」 「あの…できれば 直接やりとりをしたいのですが…」 「だから そういうの 弁護 […]
(なんで よりによってこいつが…) (車の手すりを持つタイプなんだよ…)
「ハッピーハロウィーン」 「あら かわいいオバケたち」 「せ〜の…トリックオアトリート!」 「フフフ…どうしようかしら いつもお菓子だからねぇ」 「…よし決めた! 今年はトリック一本でお願いします」 「えっ…」 「サァサ […]
「だからウチは電子マネーのみのお支払いですから」 「えー! 現金200万あるのに!」 「だからダメなんです とりあえず食べた分 皿洗いしてもらいますからね」 「洗った皿は…なにで拭けばいいんじゃろ…」 「役に立たないお札 […]
「それでは国会前と中継が繋がっております」 パッ 「あれ? そこはどこですか?」 「トイレです 国会前の」 「さきほどもよおしてしまってここに来た次第です 現場からは以上です」
「結構 降ってるなー」 「駅まで走るか…」 「もしよかったら傘 一緒に入る?」 「え? いいの?」 (相合傘じゃん! やった!) (まさかの縦型ー!)
「え? 結婚するの? いいじゃん!」 「いやあ おはずかしい」 「ところでお相手は一般の人?」 「そりゃあもちろん一般人だよ!」 「じゃあキミも一般の人だから一般どうしで」 「バズりませんな」
ガシャーン びくっ 「失礼しましたー!」 「厨房で皿でも割ったのかな?」 ガシャーン 「失礼しましたー!」
「そいつは偽物だ!」 「俺が本物だ!」 「いいや俺だ!」 「なぜならここに公式マークがあるからだ!」 「公式マークならこっちにもあるぞ!」 「どっちかが本物の公式で」 「どっちかが偽物の公式というわけか…」
「ヒャヒャヒャ」 (人を…バカにしおって…) 「ヒャヒャヒャ」 「ヒャ」 ピタッ 「あなたはすばらしい人です」 (人をバカにした後にそのバカをまた人にするだと…?)
「それでさー」 ヴヴッ 心拍数が上がっています ウソをついていますね? 「ん? なにかあった?」 「友だちからのメールだったわ」 ヴヴッ
「よし! これで今夜の仮装パーティーは完璧だ!」 「フツー横じゃないスか」 「フランケンにブッ刺さってるヤツって フツー横じゃないっスか?」
「あ! 見て! でっかい鯉!」 「・・・・こいつぁこの池のヌシだな…」 「あーっ!」びくっ 「俺の鯉太郎! 俺の鯉太郎!」 ビチビチ ヌシの落とし主ー
「いい匂い! 今日の夕飯なに?」 「なにって… それは夕飯よ」「夕飯!?」 「もう既存の料理は作らないことにしたの あなたうるさいから」 「やれ本当のすき焼きはもっと甘いだの 普通お好み焼きはおかずにならないだの」 「め […]
「先輩 頼まれていたデータ解析しました」 「おう ごくろう どうだった?」 「先輩はご自身で友達は50人いるとおっしゃってますが 実のところ一年間のアクティブ友達はたったの3人」 「しかもその3人からの連絡は年に一回のみ […]
♪ う〜ん う〜ん ハッ 「おい」
ちいさいエスカレーター ちいさいエスカレータは便利ですが 乗るとダサい格好になるという代償を支払います
「ちょっと! スマホ中に食事見ないでっていつも言ってんじゃん!」 「ああ… すまん」 スッ 「まったくもう」 チラッ 「あ! また見た!」
「遅れてすんません」 「代行の件 ありがとうございます」 「たくさん飲みましたね?」 「先方の部長がノリノリでついつい飲みすぎてしまいました」 「ボクまったくお酒飲めないんでまた頼んでいいですか?」 「飲み会代行」 「い […]
「変なの 稲荷ずしの食べ方」 「ごちそうさまでした」 「しかも残すのかよ もったいない」 「いや 残りは家で食べます」 プチプチプチ 「お揚げの部分がチャックになっているのですよ」
「いやあ休日のフードコートはすごい混んでるねぇ」 「ほんとたまたま座れてよかった」 「父ちゃん…」 ギョッ 「あ お構いなく 席空くの待ってるだけですから」
「つまり来期のために我々がやらなきゃな」ヴーッ ヴーッ ヴーッ ヴーッ 「おい!おまえ 会議中はケータイしまっとけ!」 「いえ…これケータイじゃなくて フードコートの呼び出しのやつです」ヴーッ ヴーッ 「だったらさっさと […]
パチパチ
「最近 水まわりに黒い点々が…」 「それはカビだろう」 「どうだろう…ちょっと見てくれる?」 「これなんだけど」「あー…」 「とりあえず口のまわりを水まわりって言うのやめようぜ」
はじめての方は傑作選!