「お前と同じように　かって私が新人だったころ…」 （あ…かつてをかってと言う人だ　嫌い…！）バリーン 「おい！　いきなりどうした？」 「いまだかってない事態だぞ　これは！」 ダンッ

「はぁーサイアク」 「はぁーサイアク」 「その口癖やめなよ　幸せが逃げるよ」 「え？ なんのこと？　はぁーサイアク」 「それよ いまのサイアクってやつ」 「ああ 気にしないで　これは口癖じゃなくて固定されたツイートだから […]

「おめでとー！」「おめでとー！」パンパン パンパン パーン　パーン

「今年も早いもんでもう12月か…」 「今日の分　めくらせてもらうよ」「？」 ムニッ「！？」 「なんだこのアドベントカレンダーは！　何も入ってないじゃないか！」 「すみませんっ！　明日は歯と歯グキの間に何か入れてきますっ！ […]

「チケットのQRコードをこちらにかざしてください」ピッ 「あれれ？」 「ちょっと離してみてください」 「こうですか？」

「さあて今日のアドベントカレンダーは…」ピラッ ポロッ 差し歯 中学生のとき初めて出た試合で相手の打球が歯を直撃 これが彼にとって最初で最後の試合だった

「美味しそうなカレー！」「ちょい待ち」 「まずは何も付けずにそのままの味をお楽しみください」 「えっと…ご飯をですか？　カレーをですか？」 「カレーの具　全部です」 「口の中に入れた具のルーだけチュウチュウ吸ってそのあと […]

「すっごい寝グセ！　もはやアートじゃん！」 「残念ながら　俺はこの寝グセを作品だとは思っていないぞ」 「つまりこの場合　アーティストはこの髪型をアートだと定義したお前ということになる」 「お前のアート作品　本当にこの寝グ […]

「ちゃんと湯船に入りなさい」 「はーい」　ポチャン 「アゴまで浸かって１０数えたら出ようか」 「いーち　にーい　さーん…」 「アゴまで浸かって数えると　お湯が口に入りそうになるのがドキドキしていいんだよな」

（漫画家先生がカフェでお仕事… 家から出て　たまには違う環境で仕事ってとこかな…） 「さて　ワシも続きをやるかな」ペタペタ 「あのう　お客さま…店内で油絵を描くのはご遠慮ください」 「ワシだってたまにはカフェで絵を描きた […]

「さて… 値上げをするか　もしくは量を減らすか…」 「どちらにせよ消費者は納得しなそうですね」 「あのう… 私に案があります」 「値上げして量も増やすってのはどうでしょうか」 「なるほど量が増えたら　それを理由にどさくさ […]

プクッ 「あ！」「あ！」 「口をとがらせたぞ！」 「反省してねえ！」

カーン びたーん ハッ リングの下にも　客席ってあったんだ…

「ネェーネェー」 「部長　例の案件ですが」 「ゲームの時間たして〜」 「ああ　そのまま進めてくれ　時間が足りないなら言ってくれ」 「おねがいだから　たして〜」 「ゲームの時間… １５分でいいからたして〜　 部長〜」

「あ　思い出した！」 「キミに貸してたアレ　アレ返してよ」 「え？ なに？　何か借りてたっけ？」 「アレだよ　アレアレ　覚えてないの？　アレ」 「もしかしてこれ…アレアレ詐欺か？」

「あー…くるしい」　フーッ 「ほんともうマスク生活やだよね　いつまで続くんだか」 「はぁ…そっスね」（あんたのマスク　ボロボロ過ぎるだろ…） 「もう３年近く付けっぱなしのこのマスクいつ外せるんだろ」

「この公園」 「前は仕事に行くふりをする無職のおじさんたちの溜まり場だったのに…」 「なんで誰もいなくなったんだろう」プシュ ガサッ「リモートワークですよ」 「リモートワークが流行ったおかげで家にいながら働いているふりが […]

「おじいちゃん　くちが臭いよ」 「ゴミの匂いがする」 「ハッハッハ　ではワシはゴミ箱じゃな」 「そしてワシが食べている婆さんの作る料理がゴミってことか」 「あらやだ　ついにバレちゃった　あなたの食事にはいつもゴミを出して […]

「いいなぁ　山田さんの毛はサラサラで」 「まぁ　鼻毛だけどね」 「だとしてもよ」

「仲がいいのは良いことだが…」 「さすがにお前たち」 「肩を組みながら腹筋はやめようか」

チラッ 「すごいこの人…サウナで汗ひとつかいていない…！」 「…いや　そんなことより　腹筋がキルティングだ…！」

「このカッコいいツノ　これを付けることってできますか？」 「できるけど保険適用外だよ？」 「払える？　　７０マン」 「ムリっス」 「では今回は…保険が適用されるニンジンにしておきますね」

「さて今日のアドベントカレンダーは…」 ペリッ コロン 梅干しの種 今から三十年ほど前の話である 母の作る梅干しが好物だった少年は コンビニのレジ横に鎮座する一粒１５０円ほどの高級梅干しが気になっていた いつも食べている […]

「このファンシーな模様が入った包帯は保険適用で…」 「普通の白い包帯が保険適用外で高くなるってどういうことですか？」 「まぁつまり簡単に言うと」 「ダサければダサいほど保険が効くようになったんですよ」 「白い無地の包帯は […]

「袋どうする？　有料だけど」 「あ エコバッグあるんで袋　大丈夫です」 「靴下がエコバッグとは　ぼうず　わかってるじゃないか」

「ゴリ押し研究家のゴリ山です」 「ゴリ押し研究のゴリ山です」 「ゴリ研のゴリ山です」 「国際ゴリ研のゴリ山です」 四つ巴の名刺交換 「四人とも同姓同名で同じ職業！」 「むかし姓名判断で今の職に就くって言われたんです」 「 […]

ガリガリガリ 「僕のデスクで何をしてるんだい？」 「何って　見ての通り　書類を轢いてるの」 「シュレッダーが壊れてるからミルでね」 「やっぱりミルだと香りが違うわ」 「嗅いでごらんなさい　社外秘の香りを」 「ハックション […]

「むかしむかし　あるところに…」 「ストップ！」 「それやめて　いま・ここに　にして！」 「いま・ここ!?」 「・・・・えっと　いま・ここに…う〜む…」 「いま・ここに困り果てた　おじいさんがいました」

「年末のお忙しいときにすみません」 「いえいえわざわざありがとうございます 」 「さっそくですが…」 「カレンダーですか？ いつも使わせてもらってますよ」 「メーン」スパーン （アー… 年末の挨拶ってこういうことかァ 今 […]

「はいはい！ 年末なので大掃除するよー！」パンパン 「え〜…」「めんどい」 「おやおや　いいのかな〜　今年は年末ジャンボ大掃除なのに」 「年末ジャンボ大掃除！」 「年末ジャンボ！」「年末ジャンボ！」 パサッ

カーン　カーン　火の〜用心 「こんなタワマンの上層階にも　外の声は聞こえてくるんだな…」 シャッ 「火のぉ〜　用〜心！」

「ただいまー」ガララ… 「おかえりなさい　そして…」 「ようこそ　実家シェアリングへ！」 「靴は靴袋に入れてちょうだいね」 「あ　はい　わかりました」 「今年はここで年を越すメンバーがあと７人も来るのよ」

「あけましておめでとうございます　書き初めですか？」 「違うよ」 「さっそく今年の一文字を書こうと思ってな」 「えっ　それって年末にやるやつじゃないっスか？」 「いちいち年末まで待ってられるか」 「できた」 「…これは」 […]

1月　4月　8月　12月 ゴーン　ゴーン… 「除夜の鐘です　やりました！」 「ついに私は去年の正月気分を　今年の正月まで持ち続けることに成功したのです！」

「おみくじ吉だった」「ワタシは中吉」 「これ結ぶ場所って決まってんの？」「どこでもいいんじゃない？」 「どう？　おみくじ売れてる？」「はい　順調です」 「よし…では私の運勢でも見てみるか」 「今年は凶だな…」

「えっと… このタイプはまるのほうがオンだっけ？」 「逆じゃよ ○はゼロでオフ　棒の方が１でオンになるんじゃ」 「ばあちゃん」 「電源ボタンも同じくゼロと１じゃ　オンオフボタンまたははオンとスリープのボタン」 「へぇー […]

「ガハハハハ　ガハ　ガハハハ　ガハハハ　ガーハッハ」 「うるさくて打ち合わせができない…」 「ガハハ…」 「どう？　静かになった？」 「うん　ありがとう　あと見た目も消せるかしら」 「えっとそれはたしかここに…」 「これ […]

ガチャ 「待って　この会議室…人の気配がしない？」 「そう？」 「このイスに　なにかいそうな…」 「気のせいだって」 「これ何のボタンなんだろう…？」 パッ 「ガハハ　ガハガハ　ガハハ　ガッハハハ」

「出家して全身脱毛もしたのに水が引かない」 「排水口にはいったい何の毛が詰まっているのだろう」

「あ〜…だるいな　報告書の作成とか」 「まぁ　５０年後にこういった仕事はなくなってますからね」 「なんかその言い方　未来人っぽいっスね」 「え？ 鶴田さんって」「未来人なの？」 「本日をもって退職させていただきます　あり […]