「そしたらね キミコがそこで〜」 「ちょっと待って」 「悪いんだけどその話 倍速で話せる? 時間もったいなくて」 カーッ 「失礼しちゃうわ! 何よ! その言い方!」 「ホンット最低な男ね!人の気持ちも考えずに!そんなに倍 […]
「えっとあの服はたしかこの中に…」ガチャ 「キャア!」 「あ! レンタル彼氏 返し忘れてた!」 「延滞料金…五十万円也」
「5」 「4」 「3」 「2」 「1」 「広告をスキップ→」ドドドドド 「広告をスキップ→」ドドドドド
「よく混ぜてからお召し上がりください」 「じゃあ初めから混ぜて出せよっていう…」 「あー…わたし混ぜるの下手なんですよ」 「んなこと言ったらオレだって混ぜるの苦手だっつーの」 チラリ 「え?」
動かない人混みの中にそれは現れる 赤の他人同士の服を縫い合わせる「フクヌイ」だ チーン 「おっと!」 「フクヌイにやられましたな」 「でもここ密室ですよ?」 (つまりこの中に…フクヌイが…!)
「なにこれ?」「なんか穴が空いてる」 「わかった! これ実際に質感がチェックできる用の穴だよ!」 「でもあんまり良い肌触りじゃなかったね」 「うん お断りって感じ」プイッ (これただの…虫食いの穴っす…)
「ちょっと! 掃除の邪魔!」 「まったくせっかくの連休をゴロゴロ… いつも会社でどう仕事してんだか」 「仕事の話を家庭でするな! このバカ野郎!」 「おはようございます」 「おう」 「どうだ? 連休は家族とゆっくり過ごせ […]
「この箱 何センチだろう」 「はーい まかせて」 「よっと!」 「25センチ ワシの歯から肘まで25センチ だからこれ25センチだわ」
「お布施をお願いします」「しないとどうなりますか?」 「別に無課金信者でも問題ないですが ちょっと不便なところがあります」 「どんな不便なことが?」「広告が出ます」 「走馬灯に広告が出ちゃいます」
死ぬ直前にみた走馬灯 せっかくの走馬灯なのに… 広告が邪魔で集中できなかった… やっぱりあのとき… 課金しとけばよかったなぁ…
「あ もしもし 今日なんですけど あの…ワクサンが…」 「ワクチン? 今日 摂取?」 「いや ワクさんです ワクさん」 「ワクさん? なんだそれは?」 「あ お電話かわりましたー はじめまして 和久と申しますー」
「いまからやるから みててよ」 ヒュッ 「秘技 化粧残し」
「ひゃあ!」 ポイッ 「おじいさんどうしました?」 「この綿棒 怖いんじゃ〜」 「黒いし…片っぽ変なかたちだし」 「ああ… これそういうハイカラなやつですよ」 「ハイカラな奴…」
「君たちのキャッチボールで」ポスッ 「我々は野球をしている」 「そのくらい次元が違うのだよ」
パチパチパチパチ ジャー 「おっと 人がいたか」 「驚かせてしまったかね」 「あまりに快便だったので つい拍手をね…」
「きょうは移動動物園がきまーす!」 わーい 「そろそろ来るわよ…」 ドドドドドド ポカーン… 「さわった! おれ なんかさわった!」 「くっさ!」
「アレ…なんて言うんだっけ? 非常食とかの袋…」 「非常持ち出し袋?」 「そうそれ…田中さん家 その袋にフレンチのフルコースが入ってるんですって」 「古い非常食をたまに食べて入れ替えるの何て言うんだっけ?」 「ローリング […]
「ねぇ見て見て! このカサブタ 人の顔に見えるでしょう?」 「たしかに見えるけど…なんでそんな怪我したんだ?」 「お前の息子はもうオレのものだ…」 「ひゃあきもい!」バチン たまたま父のこの行為がお祓いとなり息子は救われ […]
「このスマホのロックを解除できますか?」 「え!」 「ムリムリムリムリ!」 「いくら霊能力者の私でも他人のスマホは触れません!」 「持ち主の念が強すぎてキモイから!」
(あ…漫画のTシャツだ) (あー…インしてるから4コマ目が見えない…) グラッ「おっと!」 (やった!奇跡的に見えたぞ…!) (ん? 5コマ目!)
「高い 高ーい」 「ちょっと…はしごだかでやってもらえますか?」 「はしごだか?」 「漢字の髙(はしごだか)です」 「髙い髙いの方が雰囲気でるかなーって」 「なるほど!では改めて」 「鬮吶>鬮吶>縲」 「あの…文字化けし […]
「総長 ウチの族に入りたいってヤツです」 「おう てめえ本気なのか?」 「はい でもその前に質問があるんですけど」 「なんだ?」 「念のための確認なのですがここの組織にパワハラはないですよね?」 「んなもんあるわけねぇー […]
「タワマンの最上階で夜景を見ながら」 「自分のへそに詰めた粘土のかたちを鑑賞する」 「最高の夜だ」
カチャカチャ ガシィ びくっ 「めっちゃ 肩こってんじゃーん」 タタタタタタタ 「うわわわわ ガチの人だああ」
「次は肘をアゴに付けるのだ!」 「はいっ!」
「もう二度と乗らないことに決めた…」 「・・・・」 「やっぱり乗る!」 ポン 「他のお客さまへのご迷惑になりますので駆け引き乗車はおやめください」
「どうぞ召し上がってください」 ギュルルル グゥ〜 「あの…いいんですか食べて…」 「どーぞ どーぞ」 「そのまま 食べてください!」グゥゥゥ…グゥ〜 「空腹の人の前で食べてもらうという 最高のスパイスをご提供しておりま […]
「かわいいねぇ 何歳?」 「いま2歳半です」 「2歳半! いっちばんかわいい時だ!」 「そうなんですかー」 「45歳」 「はい?」 「イッチバンかわいくないの 45歳 ちょうどお前さんくらいの年齢」
ギュウウウウ せめて私が花ならば せめて私が花ならば このまま押し花になってー プシューッ 「いでっ」 「いいところだったのに!」
「お巡りさん あそこに刃物を 持った男が!」 「手に持っているものを離せ!」ショキショキ ショキショキ 「あれは…すきバサミですか?」 「また微妙な刃物だな…」
「あれ? この窓 開かないな」 「お客さま そちらの窓 はめ殺しとなっております」 「え? 誰?」 「わたくし 当旅館のオーナーでございます」 「とりあえず部屋覗くのやめてくれますか?」 「残念ながらわたくしもはめ殺しと […]
「たまに将来が不安で眠れない夜があります」
老後 病気 介護 ローン 仕事 家庭 部活 恋愛 受験 並盛 大盛 特盛 今日も電車はみんなの悩みを乗せて走ります
「なんだなんだ」 「事件でもあったのか」 「おい あれ見ろよ!」 「あのおっさんだけベストが釣りのやつだ」
「右隣の旦那さん掃除も洗濯もしてくれるんですって! ヒゲも濃いし」 「左隣の旦那さんは休日はずっと子どもの世話をしてくれるんですって ヒゲも濃いし」 「ちょっとちょっと 帰宅そうそう勘弁してくれよ」 「誰だって隣の旦那の […]
「アー ネムイワー」 これはまだ寝不足がカッコイイという概念が生まれるずっと前の話 「コノ新シイ武器 朝マデ作ッテタカラ マジ ネミーワー」 「コレカラ狩リナノニ アホカ?」 「オマエ… …死ヌゾ…」
「えっとぉじゃあカツ丼を…大盛りで!」 「へいっ!カツ丼大盛り一丁!」 「いいねぇ若いってサービスで味も大味にしとくよ!」 「ありがとうございます!」(?) 「大盛りの大味おまち!」ドンッ (ダシの味しか ダシの味しかし […]
「背中がかゆいけど届かないや」 「かきましょうか?」「あ おねがいします」 「ふんっ!」ビリッ 「みんなーパーティ開けしたから一緒にかこうぜー!」 ガリガリガリガリ ボリボリボリ
「あれ? 朝に出した粗大ゴミが残ってる ちゃんとシール貼ったのに」 このゴミは呪われているため回収できません 「えー! このゴミ呪い判定なのー? ショックー!」 「まあ こんなに髪の毛がつまってればそう思われてもしょうが […]
はじめての方は傑作選!