「認識している時点ですべては過去だ!」 「では現在はどこにあるのか?」 「それは無の中にある!」 というわけでやってきました座禅会 この日は私も含めて8人が参加とのこと どーみても3人 「あの~他の人はどこに…?」 「喝!」ビシ
キュッキュッ キュッキュッ ブーン パンパンパンパンパン
娘から最近のプリクラを 見せてもらってぎょっとした かたつむりのように飛び出た眼は とにかく不自然だった 「加工がやばいだろ?でも、私たち写真にリアリティなんて求めてないから」 「…それにしてもこれじゃ妖怪だぞ…」 「おいクソジジイ眼のところをようく見てみろ」 おとうさんいつもありがとう ぶわっ
「おい 俺と組まねえか」 「俺の頭脳とお前のパワーを 合わせれば世界征服だって目じゃないぜ」 (…)(ここまで バカだとは…) こうして我々は友達になった お互い 初めてできた 友達だった
「お前いい子にしてないと今年はサンタさん来ないぞ」 「うるせー!オレとサンタさんの関係に なんで親父が口出すんだよ!」 バタン (もしこれで今年サンタさんが来なければ 間違いなく親父がサンタだろう)
「はい プレゼント」 「サンキュー 手編みのてぶくろか…最高だぜ」 「ん 指が一本多いぞ 左は3本もあまった」 「あ!」 「ごめん!キミのは5・5の方だった」アセアセ 「なんだよ 5・5って」 「お前 まさか浮気…」 「ちがうの!6・8はお父さんのなの!」
「この人 チカンです!」ガシィ バッ ドォーン (千手観音) ぐぃっ
吹き出しは思った (オレはこのまま音を発することなく 心の声として一生を終えるのだろうか…)
「おつかれー」 「あ」「ども」 アニメーションとは奇跡を紡いでいく手法である サクッ シュワシュワ ジョボボボボ そのためにコーラは一滴もこぼれてはならない ゴクゴクゴク ただの一滴も…!
「みょ」「みょ」「むん!」 「みょ」「みょ」 「おい! 遊んでないでコッチを手伝え!」 「ごめん兄ちゃん」 「ったく」 「むん」「むん」 「お前たち少しは手伝え!」
「携帯みつからなくてさぁ ちょっとかけてみて」「いいよ」 ヴヴヴヴ… 「鳴ってる 鳴ってる」 ヴヴヴヴ… 「こっちかな」 ヴヴヴヴ… 「ココだ」 ヴヴヴヴ… 「しかし…」 ヴヴヴヴ… 「肝心の携帯がないぞ」
禁煙29999日目 プルプル 「いかん あぶない あぶない…」
「特別に私のコレクションをみせてあげよう」チャ バタン 「おお!スポーツで使うボールだね」 「おや これは?」 「草食動物の糞だ 口に含んで飛ばして飛距離を競う」
ぐっぐっ 「もうちょい強く」 「はい」 バキッ 「あ」
「あなた 取りつかれてるわね」 「しかも複数に」 「えー!」 「わたし見えるのよ」 「黒子が…」
「さすが先生は上手いなあ」 「なんて書いてあるか読めないけどね」 「(^。^)/」「あ先生!」 「(^。^)/って書いてあるんじゃ」
「何をしているんです?」 「手書きの原稿をテキストデータ化し製本したものを スキャンしてタブレット端末に表示しています それを見ながら鉛筆で内容を書き写しているのです」 「アナログ→デジタル→アナログ→デジタル」 「ITへの欲望とその反作用がこの不思議な往復の正体なのだろうか」
「4コマ目にはオチがあるから気をつけろよ」 コロ…「やった 2だ! 2コマだけ進みますね」 「1」トンッ「2」 ズボッ
「おいみろよ あのじいさんパーカー着てるぞ」 「別にいいだろ」 「そんなことより アッチのじいさんハイネック着てるぞ」
ドオオオオオン ケーキ
「オレと目が合ったな!」 「はい あなたは一つ目なので目を合わせるのが容易なのです」 「ちなみに僕のどちらの目を見てますか?」 「左目」 「では左目を閉じましょう」 「これでギリギリ目は合っていない」 「う~む…」
「どうぞ この先で先生がお待ちです」 「うむ」 「ご無沙汰 しております」
ザッザッザッ パッ ヌッヌッ ビッシャーッ!
ワン ワン 「すみません 荷物の中身を見せてください」 「やっぱり麻薬だ!」 パカッ 「ちょっと来てもらおうか」 ガツガツガツ
「あなたへの想いを昨日、徹夜で曲にしました 聴いてください」 「好きー♪」 「…なんてステキな歌…」 不思議だ どんなに口にするのが 照れくさい言葉でも音楽にすれば 伝えることができる―
くるんっ
「あの人が私のことを好きになりますように」 「まかせとけ!」 ピッ ギャアアア…! ドサッ 「完全に心の臓を射抜いているわ…」 「ぐっ…せっかく君のことを好きになれたのに…」
ピーッピーッ 雛(パクッ) (あっ そうだ 名刺…名刺…)
「オレは今年 年を越さないぜ!」 「逃げろー!」 「アーッ」
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