余命当て対決の巻 「それでは両者の答えを見てみましょう!」 トン 32年4ヶ月 トン 32年と4カ月 「お!」 「やっぱそうですよね」
その伸び続ける牙はいづれお前の脳天を突き刺すだろう(バビルサ) しかしこの逆ピノキオは嘘をつくたび鼻が縮むのです! ひええ~ ついに貫通した
「シオ?」 「そう…お清めの塩よ…」「お葬式の帰りだからね」 「わしゃナメクジか~い!」 「え?ナメクジなわけないでしょ」 「ぜんっぜんおもしろくないよ」
「えーっ 先輩国民栄誉賞辞退したんスか!?」 「辞退したよ」「でも辞退したことがすばらしいって」 「その心意気に国民栄誉賞を改めてあげたいって」 「国がね そう言うんだよ」 「それで…?」ゴクリ… 「そこで夢が覚めた」
バカンス先で僕は島の子と友達になった 「ここから見る夕日は最高だぞ」ザッパーン! 「あの岩 人の顔みたい」 「アア…トウキョウモンの岩か」 「トウキョウ…モン?」 「古い言い伝えなんだけど むかし東京からココに遊びに来た男が ひょんなことから島民の怒りをかって 岩にされたらし […]
ブビ~ッ うわっきったねー 「何を言うか―!」 「これはデカルコマニー れっきとした絵画技法のひとつだ!」 「 おい貴様!これが何に見える?」 「行方不明の不死鳥あるいはドジー家の紋章」 「こ…こいつぁ大物になるぞ…」
「どれでもいーので婚約指輪のМサイズひとつ」 「もっと具体的な号数はわかりますか?」 「あーじゃあなんでもいいです 指なんて手足あわせて20本あるんでどれかには合うでしょう」 「では一番標準的なサイズにいたしますね」 「ア 袋とか邪魔くさいんでむき出しでいいっすよ」 「ではこちら25万円になります」 […]
「ガオー!」 「みんな合体だ!」 ブチブチブチブチ… ストン
「えっと…ひとり遅れてきます」 「オレらの先輩なんスけど…」 「合コンの鬼と呼ばれてる人です」 「ハァーイみんなおまたせー」
わたしはブログに食事の写真と それを吐いたものを載せている 「全然アクセスのびないわー」 「う~ん やっぱり食事は食事 ゲロはゲロで分けたほうがいいんじゃない?」 「いやなのよ食事だけだとジブンの生活が 充実してますよーっていうアッピールみたいで」 「なるほどフェアだな」
3次元が2次元に萌える 2次元が1次元に萌える 1次元が0次元に萌える
「ババア特製の魔女のスープはいかがかな」 ヒヒヒ… 「これ!エビかカニが入ってるでしょ!」 「え?入ってないよ…」 「うそ!私 甲殻類アレルギーなの! 鼻がムズムズするから絶対にわかるの!」 「変な言いがかりはよしとくれ このスープの材料はネズミ ナメクジ イモリ脱法ハーブに […]
「まるで絞め殺し植物みたいだな!」 ジャングルでは常に太陽光をめぐって 過酷な生存競争が繰り広げられている 絞め殺し植物は 宿主となる木の表面から発芽し 次第に表面を覆っていく 最終的に宿主は日光を奪われ枯れ果てるが 絞め殺し植物は生き続ける 中央部が空洞になったその姿は実に異様である 「おいおい俺 […]
「こうなったら魔法少女に変身だ!」 パアアア… 「コノヤロッ!コノヤロッ!」バキバキ グサーッ 「魔法使えよ!」
人類は誰も死ななかったが 人類が作り出したあらゆるものが消え去った 建物も貨幣も法も国もなくなった ただ記憶だけは残った そして深く遺伝子に刻み込まれた記憶がよみがえる 「これは…もしかして…」 「…文明ゲーム」 「そうだ!文明ゲームだ!」 「なんてこった!ふりだ […]
「みなさんはじめまして転校生です!」 「これはメガネとったらイケメンのパターンやでぇ」 「おぅいキミィ眼鏡とってくれー」 スッ
パチ 「王手!」 (よし まんまとにかかったぞ ここから一気に勝つぞ) (…いや待て本当に勝利してしまっていいのだろうか?) (いま俺がコイツに勝つことは適切なのか?) (今後の人生について何百手、いや何千手まで先を読むんだ…!) (目指すは幸せな生活だ…) (考 […]
「秋ハ ヤッパリきのこダナ」ウィ~ン… 「アッアレハ」「毒きのこ!」 クギというものはどうしてああも 攻撃的なのだろうか それに比べてネジは 厳しさと優しさを持っているのだ
「おい 早く押せよ 早押しだぞ!」 「わかってるよ!」 「あと…少し…」 ピンポーン 「ゴリラくん」 ブーッ
はじめての方は傑作選!