出会いとは不思議なものだ それはすでに決められていたかのように起こる 「タクシー」 バタン「東京駅まで」「はい」 「運転手さん田中シゲオって名前なんですね」 「いやねぇ、ウチで昔飼っていた犬が同じ名前なんですよ」 「三年前、カミナリにびっくりして出て行ってしまったんですけど元気かなぁー」 「私もカミナリは苦手ですねぇ」 「えっ!」「もしかして たっくん?」 「シゲ!」
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